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12日オープン「とよはしブルーベリーフォレスト」

摘みたてのブルーベリーを味わう園児ら=とよはしブルーベリーフォレストで
摘みたてのブルーベリーを味わう園児ら=とよはしブルーベリーフォレストで
脱サラ、業態転換で観光農園を選んだ高井さん=同
脱サラ、業態転換で観光農園を選んだ高井さん=同
12日オープン「とよはしブルーベリーフォレスト」

 豊橋市東大清水町に12日オープンを予定する観光農園「とよはしブルーベリーフォレスト」で3日、地元の大清水幼稚園の園児らを招いて内覧会があり、摘みたての実を味わった。代表の高井和浩さん(58)は会社員からの転身。新型コロナ感染症の影響で一年越しの開園だ。夏季限定営業で8月下旬まで。
 約3200平方㍍の農園で42種類、900本を栽培する。四つのエリアに分けて時期をずらして違う品種が楽しめる。この季節はシャープブルー、パルメットなど5種類程度を味わえる。
 この日は年長児らが2組に分散して来園し、摘みたての実をその場で味わった。名前は知っているが食べたことがない子どもが大半で、園児らは青紫色に熟した実を手にしてはしゃいだ。
 初めて食べたという妹尾飛勇さん(6)は「甘くておいしい。簡単にとれたので驚いた」と喜んで木々を渡り歩いた。
 農園は家業の養豚場を改装した。周囲の宅地化などもあって、会社員時代から業態転換を意識していたという。エンジニアとして会社勤務の傍ら栽培を学び、畑地より生育期間の短縮が可能な養液栽培を採用した。
 一方、苗木栽培を始めた3年前に父が他界、開園準備も整った昨年春にはコロナ禍に見舞われて開園を見送った。この1年は副業でしのいで再始動にこぎつけた。高井さんは「心待ちにしていた父に新しい農園を見せたかった」と話す。
 今後はジャム(700円から)などの加工品を手始めに6次産業化を目指すほか、地元の子ども向けに農業体験も取り組みたいという。
 料金は1時間食べ放題で2000円、小学生1500円、幼児(4歳まで)500円。月、金曜定休。予約は専用サイト=QRコード=か同農園(0532・25・8755)へ。
【加藤広宣】

 豊橋市東大清水町に12日オープンを予定する観光農園「とよはしブルーベリーフォレスト」で3日、地元の大清水幼稚園の園児らを招いて内覧会があり、摘みたての実を味わった。代表の高井和浩さん(58)は会社員からの転身。新型コロナ感染症の影響で一年越しの開園だ。夏季限定営業で8月下旬まで。
 約3200平方㍍の農園で42種類、900本を栽培する。四つのエリアに分けて時期をずらして違う品種が楽しめる。この季節はシャープブルー、パルメットなど5種類程度を味わえる。
 この日は年長児らが2組に分散して来園し、摘みたての実をその場で味わった。名前は知っているが食べたことがない子どもが大半で、園児らは青紫色に熟した実を手にしてはしゃいだ。
 初めて食べたという妹尾飛勇さん(6)は「甘くておいしい。簡単にとれたので驚いた」と喜んで木々を渡り歩いた。
 農園は家業の養豚場を改装した。周囲の宅地化などもあって、会社員時代から業態転換を意識していたという。エンジニアとして会社勤務の傍ら栽培を学び、畑地より生育期間の短縮が可能な養液栽培を採用した。
 一方、苗木栽培を始めた3年前に父が他界、開園準備も整った昨年春にはコロナ禍に見舞われて開園を見送った。この1年は副業でしのいで再始動にこぎつけた。高井さんは「心待ちにしていた父に新しい農園を見せたかった」と話す。
 今後はジャム(700円から)などの加工品を手始めに6次産業化を目指すほか、地元の子ども向けに農業体験も取り組みたいという。
 料金は1時間食べ放題で2000円、小学生1500円、幼児(4歳まで)500円。月、金曜定休。予約は専用サイト=QRコード=か同農園(0532・25・8755)へ。
【加藤広宣】

摘みたてのブルーベリーを味わう園児ら=とよはしブルーベリーフォレストで
摘みたてのブルーベリーを味わう園児ら=とよはしブルーベリーフォレストで
脱サラ、業態転換で観光農園を選んだ高井さん=同
脱サラ、業態転換で観光農園を選んだ高井さん=同
12日オープン「とよはしブルーベリーフォレスト」

カテゴリー:社会・経済

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