豊川JCが30日、9年ぶりに子どもチャレンジ祭り復活

　豊川青年会議所（松山紘之理事長）が、子どもたちに人気のイベントを９年ぶりに復活させる。今月30日に豊川市総合体育館と館前広場で、小学生対象の「チャレンジ祭り２０１７」を開催する。全12項目のチャレンジで、児童らに挑戦する意思を持ってもらう。参加無料。雨天決行。
　ＪＣ会員が豊川署、市消防署、自衛隊の協力も得て12コーナーを展開。声量で審査する「あいさつ大会」、計算能力を試す「算数チャレンジ」、軟式球を投じて球速を計測する「スピードガン」をはじめ、「１分間しりとり」「フリースロー」「豆つかみ」「サイコロゲーム」「紙飛行機飛ばし」「ウナギつかみ」を企画。消火ホースを巻く「消防チャレンジ」、鑑識など捜査を体験する「警察チャレンジ」、専用スコープでがれきの中を調査する「自衛隊チャレンジ」も予定している。
　市内では30年間にわたり、「子どもチャレジ祭り」が市や子ども会連絡協議会共催で行われていたが、旧宝飯郡との合併を機に２００８（平成20）年を最後に終了していた。復活を企画した青少年共育委員会の中野宏紀委員長（38）は「私も小学生の頃に参加した。いい思い出として残っている」と振り返る。
　全12項目中７項目で各条件をクリアすると、先着１００人に景品（玩具）が贈られる。また、学年ごとにクリア条件が異なる。中野さんは「自分で選択して取り組んで、達成する大切さを分かってほしい。苦手なことにも挑戦する“やりぐせ”を付けてほしい」と期待する。
　小学生３００人が対象。午前11時～午後３時で、事前受付１００人は午前11時に、当日受付は正午と午後１時に各１００人ずつ入場できる。事前受付は今月20日まで。問い合わせは豊川ＪＣ（０５３３・86・９２２３）へ。
（由本裕貴）