きょう県高校野球開幕、東三河勢23チーム出場

　「第１０３回全国高校野球選手権愛知大会」は３日開幕する。東三河からは23チームが出場する。順調に進めば決勝は31日、岡崎市民球場で開催される。
　昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で夏の全国高校野球選手権大会が中止となり、県独自大会が開かれた。今回は夏の甲子園を目指す２年ぶりの大会となる。
　今大会に出場するのは１７９チーム（１８６校）。Ａ～Ｈの８ブロックに分かれてのトーナメントを戦う。５回戦終了後、改めて抽選がある。
　会場は豊橋市民球場をはじめ９球場で。阿久比球場でも開催予定だったが、感染防止対策で６月30日に急きょ、他球場への振り分けが決まった。
　開会式は簡素化し、名古屋市のパロマ瑞穂球場で、シード８校などが参加。同球場での第１試合で豊橋商が名古屋工と対戦する。
　豊橋市民球場での今大会第１試合は、有力視される国府が登場し、松平と対戦する。第２試合は豊橋東が三好と、第３試合は小坂井と三谷水産の地元勢同士の対決となった。
　気になるのは天気だ。名古屋地方気象台によると、３日は梅雨前線が西日本から東日本に停滞するため、雨または曇となり、雷を伴って激しい雨の降るところがある見込み。降水確率は名古屋で80％、豊橋で１００％となっている。
【山田一晶】