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花き技術・経営コンで豊川の曽田さんが農水大臣賞を初受賞

山脇市長に生産する多肉植物を紹介する曽田さん㊥と美代子さん㊨=豊川市役所で
山脇市長に生産する多肉植物を紹介する曽田さん㊥と美代子さん㊨=豊川市役所で

 日本花普及センター主催の「第26回花の国づくり共励会 花き技術・経営コンクール」で最高賞にあたる農林水産大臣賞を初受賞した豊川市野口町の曽田義則さん(69)が12日、市役所で山脇実市長に喜びを報告した。
 曽田植物園の代表としてサボテンやアロエなどの多肉植物を栽培する曽田さんは、県農林水産事務所の推薦で出場。東三河で唯一の多肉植物の生産者として、独創的なアイデアで商品開発に取り組んできた。
 パート職員を含む11人で営む植物園には14棟の温室があり、66種類もの植物を全国の市場に出荷。別々の品種を交配させることで、さまざまな色や形の植物を誕生させ、「女性や子どもが喜ぶように」と親しみやすい商品名を命名。商標・指標登録も含めて「割れたまご」や「うさぎのかくれんぼ」、「ぐーちょきぱぁー」といった人気商品を生んできた。
 この他、栽培施設ごとの担当者の配置や、出荷場やオリジナル台車の作成、省エネ栽培などの工夫の結果、過去3年間で出荷数や経営収支が安定している点も高く評価された。
 父の趣味を継いで50年近くになる曽田さんは「好きで始めてご飯を食べられて、こんなに素晴らしい賞をいただいた」と笑顔。妻・美代子さん(67)の隣で「(多肉植物は)恋人みたい。妻よりも好きかな」と言って笑いを誘った。
 同園では栽培・出荷のみで、東三河では豊橋市大岩町のガーデンガーデンで販売している。
(由本裕貴)

 日本花普及センター主催の「第26回花の国づくり共励会 花き技術・経営コンクール」で最高賞にあたる農林水産大臣賞を初受賞した豊川市野口町の曽田義則さん(69)が12日、市役所で山脇実市長に喜びを報告した。
 曽田植物園の代表としてサボテンやアロエなどの多肉植物を栽培する曽田さんは、県農林水産事務所の推薦で出場。東三河で唯一の多肉植物の生産者として、独創的なアイデアで商品開発に取り組んできた。
 パート職員を含む11人で営む植物園には14棟の温室があり、66種類もの植物を全国の市場に出荷。別々の品種を交配させることで、さまざまな色や形の植物を誕生させ、「女性や子どもが喜ぶように」と親しみやすい商品名を命名。商標・指標登録も含めて「割れたまご」や「うさぎのかくれんぼ」、「ぐーちょきぱぁー」といった人気商品を生んできた。
 この他、栽培施設ごとの担当者の配置や、出荷場やオリジナル台車の作成、省エネ栽培などの工夫の結果、過去3年間で出荷数や経営収支が安定している点も高く評価された。
 父の趣味を継いで50年近くになる曽田さんは「好きで始めてご飯を食べられて、こんなに素晴らしい賞をいただいた」と笑顔。妻・美代子さん(67)の隣で「(多肉植物は)恋人みたい。妻よりも好きかな」と言って笑いを誘った。
 同園では栽培・出荷のみで、東三河では豊橋市大岩町のガーデンガーデンで販売している。
(由本裕貴)

山脇市長に生産する多肉植物を紹介する曽田さん㊥と美代子さん㊨=豊川市役所で
山脇市長に生産する多肉植物を紹介する曽田さん㊥と美代子さん㊨=豊川市役所で

カテゴリー:社会・経済

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