大規模集団接種会場へ「ゴルゴ13」の啓発パネルを設置

　県は８月31日、人気漫画「ゴルゴ13」を題材とした新型コロナウイルスワクチン接種の啓発パネルを豊橋中央会場（豊橋市中浜町）など８カ所の大規模接種会場に設置した。若い世代に新型コロナワクチン接種を呼び掛ける。
　パネルは、東京と大阪の自衛隊大規模接種センターに設置しているものと同じデザイン。河野太郎行革担当相から「ワクチン接種を普及させるために掲示したらどうか」と勧められ、デザインの提供を受けた。
　さいとう・たかを氏原作の人気漫画。主人公のスナイパー、デューク東郷に、日本政府がワクチン普及を依頼する場面を描いた４コマ漫画になっている。
　豊橋中央会場では、アーチ型の出入り口通路の壁にゴルゴの漫画がある。気づいて、見入る人もいた。50代男性は「設置しているという情報があったので、気になって探した」と話した。
　大村秀章知事は８月30日の記者会見で「若い人たちが、大規模接種会場でパネルと一緒に写真を撮って、ハッシュタグ『♯ワクチン打ったよ』をつけてＳＮＳにツイッターやインスタグラムへ投稿してほしい。同世代のワクチン接種を広めてもらいたい」と話した。
　11日に開設する「あいちワクチンステーション栄」にも設置する。
【後藤康之、林大二朗】