コロナ新規陽性者 県内1611人、豊橋は61人

　県は31日、１６１１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染８人含む。前週は１６１７人でほぼ横ばい。各種指標も厳しくなっており、大村秀章知事は「緊急事態宣言の期限である９月12日に解除するのは難しいのではないか」との見通しを示した。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が６８８人（再感染２）、名古屋市が６３７人（同５）、豊橋市が61人、岡崎市が99人、一宮市が51人、豊田市が75人（同１）。
　一方、30日に陽性と発表された１５０９人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が27人（10歳未満男児１、10代男女各１、20代男性４、20代女性１、30代男性４、30代女性５、40代男性１、40代女性３、50代男性３、50代女性２、60代男性１）▽豊川市が５人（10歳未満男児１、20代男性２、40代男性１、50代女性１）▽蒲郡市が50代男性１人－だった。東三河計33人中、感染経路不明は７人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は１８１０・６人、陽性率は15・３％、入院患者は７８５・１人、入院患者のうち重症者は46・１人、新規陽性者のうちの高齢者は51・７人。重症者以外は「危険」の領域になった。
　30日現在の確保病床入院は８６９人、入院調整は９人、施設入所は５１３人、自宅療養は１万５７３７人。
【山田一晶】