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本の豊川堂で「豊橋絶滅動物園」の世界紹介

パネル展を紹介する佐々木さん=いずれも「本の豊川堂」本店で
パネル展を紹介する佐々木さん=いずれも「本の豊川堂」本店で
写真集とは別の作品が楽しめる
写真集とは別の作品が楽しめる

 豊橋出身でフリーのコンテンツプロデューサー、佐々木シュウジさんが企画した読み聞かせ写真集「豊橋絶滅動物園」の世界を紹介するパネル展が16日、同市呉服町の「本の豊川堂」2階で始まった。31日まで。
 同書は、動物園にいる絶滅危惧種の動物を紹介する「絶滅」シリーズ「東山」「上野」に続く第3弾。動物たちの姿から地球環境を考えてもらう試みだ。豊橋総合動植物公園を舞台に、初のクラウドファンディングで資金を集めた。本は9月16日に発売、読んだ親子が動物の命や人間の行いについて話し合った感想が佐々木さんの元に寄せられるなど、反響も大きい。
 パネル展は、豊川堂の髙須大輔社長が11月1日の「本の日」や読書週間のイベントも兼ね企画した。写真集では使われなかったものを中心に、「ホッキョクグマ」「シロフクロウ」「ホオジロカンムリヅル」などの動物や園の遠景をA3サイズ30枚、A1サイズ2枚のパネルで展示した。
 佐々木さんは撮影で「かわいい写真でなく、よい表情、それぞれの動物が持つ雰囲気を伝える写真」を要望した。今回の写真も野性的な面や仲間との触れ合い、りりしい表情など、動物たちのエネルギーを感じさせる作品が楽しめる。各パネルには、かわいらしい情景描写から絶滅危惧種をつくり出した人類への警鐘まで、さまざまなメッセージを貼った。
 「本は、のんほいパークの参考書のように読んでほしい。人間が絶滅危惧に追いやった動物が載っている。本を読んで考える機会にし、親子のコミュニケーションのきっかけにしてもらえたら」と佐々木さん。「パネルで動物の美しさ、かっこよさを見てもらい、改めて園に行ったり、本を手に取ったりしてほしい」と話す。
 観覧無料。写真集は1430円(税込み)で、豊川堂本店では購入者先着50人にオリジナルポストカードを進呈する。
【田中博子】

 豊橋出身でフリーのコンテンツプロデューサー、佐々木シュウジさんが企画した読み聞かせ写真集「豊橋絶滅動物園」の世界を紹介するパネル展が16日、同市呉服町の「本の豊川堂」2階で始まった。31日まで。
 同書は、動物園にいる絶滅危惧種の動物を紹介する「絶滅」シリーズ「東山」「上野」に続く第3弾。動物たちの姿から地球環境を考えてもらう試みだ。豊橋総合動植物公園を舞台に、初のクラウドファンディングで資金を集めた。本は9月16日に発売、読んだ親子が動物の命や人間の行いについて話し合った感想が佐々木さんの元に寄せられるなど、反響も大きい。
 パネル展は、豊川堂の髙須大輔社長が11月1日の「本の日」や読書週間のイベントも兼ね企画した。写真集では使われなかったものを中心に、「ホッキョクグマ」「シロフクロウ」「ホオジロカンムリヅル」などの動物や園の遠景をA3サイズ30枚、A1サイズ2枚のパネルで展示した。
 佐々木さんは撮影で「かわいい写真でなく、よい表情、それぞれの動物が持つ雰囲気を伝える写真」を要望した。今回の写真も野性的な面や仲間との触れ合い、りりしい表情など、動物たちのエネルギーを感じさせる作品が楽しめる。各パネルには、かわいらしい情景描写から絶滅危惧種をつくり出した人類への警鐘まで、さまざまなメッセージを貼った。
 「本は、のんほいパークの参考書のように読んでほしい。人間が絶滅危惧に追いやった動物が載っている。本を読んで考える機会にし、親子のコミュニケーションのきっかけにしてもらえたら」と佐々木さん。「パネルで動物の美しさ、かっこよさを見てもらい、改めて園に行ったり、本を手に取ったりしてほしい」と話す。
 観覧無料。写真集は1430円(税込み)で、豊川堂本店では購入者先着50人にオリジナルポストカードを進呈する。
【田中博子】

パネル展を紹介する佐々木さん=いずれも「本の豊川堂」本店で
パネル展を紹介する佐々木さん=いずれも「本の豊川堂」本店で
写真集とは別の作品が楽しめる
写真集とは別の作品が楽しめる

カテゴリー:社会・経済

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