防災学ぶ動画配信
豊橋市は、防災や減災に必要な情報などを動画配信するYouTubeチャンネル「とよはし防災マンZ★TV」=QRコード=を開設した。新型コロナウイルス禍で地域の防災講話などが開きづらい状況を考慮し、自宅や学校でも学べるようにした。
第1弾は南海トラフ地震の関連情報や市の防災アプリの使い方、避難所でのダンボールトイレの作り方など、知識と実践的な内容からなる。現在は6本配信中で、今後は高校生や中学生、小学生向けの教材用にも配信する予定だ。
防災非常食を扱った動画では、賞味期限と消費期限の違いから、期限内でも見た目で食べられるかを判断する必要性がある点などを紹介した。中には自治体の備蓄品の中から見つかった賞味期限から1年半過ぎた乾パンを、消費期限ではないため「まねしないでね」の字幕を入れつつ食べて見せる映像もあった。
職員の俵田宜弘さんが「ひょうだまん」のニックネームで講師を務める。インストラクターなどの経験も豊富で、ひょうひょうとした雰囲気と手慣れた話術で視聴者を引き込んでいる。
防災危機管理課によると、コロナ禍の影響で昨年度の校区向け防災講話は153回と前年度の半分近くに減った。今年度も開催頻度は昨年度並みになる見通しだ。
同課の長坂規弘課長補佐は「いち早く知ってほしい情報を随時配信したい。大勢が集まる訓練や講話はできないが、動画の内容を地域や家族で共有することで防災意識を高めてもらえたら」と述べた。
【加藤広宣】
豊橋市は、防災や減災に必要な情報などを動画配信するYouTubeチャンネル「とよはし防災マンZ★TV」=QRコード=を開設した。新型コロナウイルス禍で地域の防災講話などが開きづらい状況を考慮し、自宅や学校でも学べるようにした。
第1弾は南海トラフ地震の関連情報や市の防災アプリの使い方、避難所でのダンボールトイレの作り方など、知識と実践的な内容からなる。現在は6本配信中で、今後は高校生や中学生、小学生向けの教材用にも配信する予定だ。
防災非常食を扱った動画では、賞味期限と消費期限の違いから、期限内でも見た目で食べられるかを判断する必要性がある点などを紹介した。中には自治体の備蓄品の中から見つかった賞味期限から1年半過ぎた乾パンを、消費期限ではないため「まねしないでね」の字幕を入れつつ食べて見せる映像もあった。
職員の俵田宜弘さんが「ひょうだまん」のニックネームで講師を務める。インストラクターなどの経験も豊富で、ひょうひょうとした雰囲気と手慣れた話術で視聴者を引き込んでいる。
防災危機管理課によると、コロナ禍の影響で昨年度の校区向け防災講話は153回と前年度の半分近くに減った。今年度も開催頻度は昨年度並みになる見通しだ。
同課の長坂規弘課長補佐は「いち早く知ってほしい情報を随時配信したい。大勢が集まる訓練や講話はできないが、動画の内容を地域や家族で共有することで防災意識を高めてもらえたら」と述べた。
【加藤広宣】