豊橋・市電の軌道緑化 駅前大通の約140㍍で完了
豊橋市駅前大通りで市が進めていた路面電車(市電)の軌道敷を芝生化する「軌道緑化」が、完了した。豊橋駅前から駅前大通交差点間の上下線約140㍍で、“緑のじゅうたん”の上を市電が走っている。今後、中央分離帯にも黄色の花が咲く草花「ガザニアンクイーン」を植え彩りを加える。
都市景観の向上と豊橋の魅力の一つとなっている市電のイメージアップを図ろうと、実証実験を経て市は2015(平成27)年度から2カ年かけて本格的な軌道緑化を進めていた。
木製の枕木を撤去し、新しいレールと腐食防止のコンクリート製枕木に取り替え、鹿児島市の事例を参考に軌道敷内をアスファルトから芝生にした。
初夏から秋にかけて緑のじゅうたんが広がる景観面だけでなく、実証実験では路面の温度がアスファルトと比べ20度違うという温度を下げる効果もあった。
(中村晋也)
豊橋市駅前大通りで市が進めていた路面電車(市電)の軌道敷を芝生化する「軌道緑化」が、完了した。豊橋駅前から駅前大通交差点間の上下線約140㍍で、“緑のじゅうたん”の上を市電が走っている。今後、中央分離帯にも黄色の花が咲く草花「ガザニアンクイーン」を植え彩りを加える。
都市景観の向上と豊橋の魅力の一つとなっている市電のイメージアップを図ろうと、実証実験を経て市は2015(平成27)年度から2カ年かけて本格的な軌道緑化を進めていた。
木製の枕木を撤去し、新しいレールと腐食防止のコンクリート製枕木に取り替え、鹿児島市の事例を参考に軌道敷内をアスファルトから芝生にした。
初夏から秋にかけて緑のじゅうたんが広がる景観面だけでなく、実証実験では路面の温度がアスファルトと比べ20度違うという温度を下げる効果もあった。
(中村晋也)