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豊橋市中央図書館で高度成長期のまちなか紹介

高度経済成長期の「まちなか」を紹介する展示会=豊橋市中央図書館で
高度経済成長期の「まちなか」を紹介する展示会=豊橋市中央図書館で
業種別に並ぶ宣伝用マッチ
業種別に並ぶ宣伝用マッチ

 今月27日の「豊橋市まちなか図書館」の開館を記念した展示会「昭和懐古~高度経済成長期のまちなか風景」が20日、豊橋市中央図書館で始まった。まちなかが大きく変わる節目に、人通りが多くにぎやかだった時代の様子を振り返る。初日は午前中だけで来場者が100人を超し、市民の関心の高さがうかがえた。12月26日まで。
 まちなか図書館が開館する豊橋の中心市街地、通称「まちなか」に焦点をあてた展示。高度経済成長期での大きな発展の様子を紹介し、当時を知る世代に懐かしんでもらい、他の世代には知ってもらう試みとなる。
 まちなか図書館の説明パネルをはじめ、「まちなか」の上空写真▽5代にわたる駅舎と駅前広場▽1964年と75年頃のまちなかの比較写真▽広小路の変遷▽1970年8月初開催の「歩行者天国」▽札木通りと「夜店」の歴史▽ときわ通りや花園通商店街、大手通、水上ビルなどの様子▽当時の百貨店や大型スーパー▽体育館や旧市民病院といった昔の施設や学校▽バスターミナル、市内電車柳生橋線など交通事情▽豊橋公園と豊橋まつり-などを161枚の写真で紹介する。
 「太陽の季節」「白い巨塔」「鉄腕アトム」など書籍や漫画本、雑誌、ソノシート、市民寄贈のサイン本など資料118点で当時の流行も追った。さらに豊橋市内の商店の宣伝マッチ466点を業種別に展示。当時の商業の様子を知ることができるほか、今も営業を続ける店を見つける楽しさも味わえる。
 会場には60~70代を中心に多くの市民が訪れ、写真を見て思い出を語り合っていた。どの来館者も時間をかけて資料に目を通していた。「ぜひ回想法に活用して。若い人には昔の様子を知ってもらいたい」と主幹学芸員の岩瀬彰利さんは話す。
【田中博子】

 今月27日の「豊橋市まちなか図書館」の開館を記念した展示会「昭和懐古~高度経済成長期のまちなか風景」が20日、豊橋市中央図書館で始まった。まちなかが大きく変わる節目に、人通りが多くにぎやかだった時代の様子を振り返る。初日は午前中だけで来場者が100人を超し、市民の関心の高さがうかがえた。12月26日まで。
 まちなか図書館が開館する豊橋の中心市街地、通称「まちなか」に焦点をあてた展示。高度経済成長期での大きな発展の様子を紹介し、当時を知る世代に懐かしんでもらい、他の世代には知ってもらう試みとなる。
 まちなか図書館の説明パネルをはじめ、「まちなか」の上空写真▽5代にわたる駅舎と駅前広場▽1964年と75年頃のまちなかの比較写真▽広小路の変遷▽1970年8月初開催の「歩行者天国」▽札木通りと「夜店」の歴史▽ときわ通りや花園通商店街、大手通、水上ビルなどの様子▽当時の百貨店や大型スーパー▽体育館や旧市民病院といった昔の施設や学校▽バスターミナル、市内電車柳生橋線など交通事情▽豊橋公園と豊橋まつり-などを161枚の写真で紹介する。
 「太陽の季節」「白い巨塔」「鉄腕アトム」など書籍や漫画本、雑誌、ソノシート、市民寄贈のサイン本など資料118点で当時の流行も追った。さらに豊橋市内の商店の宣伝マッチ466点を業種別に展示。当時の商業の様子を知ることができるほか、今も営業を続ける店を見つける楽しさも味わえる。
 会場には60~70代を中心に多くの市民が訪れ、写真を見て思い出を語り合っていた。どの来館者も時間をかけて資料に目を通していた。「ぜひ回想法に活用して。若い人には昔の様子を知ってもらいたい」と主幹学芸員の岩瀬彰利さんは話す。
【田中博子】

高度経済成長期の「まちなか」を紹介する展示会=豊橋市中央図書館で
高度経済成長期の「まちなか」を紹介する展示会=豊橋市中央図書館で
業種別に並ぶ宣伝用マッチ
業種別に並ぶ宣伝用マッチ

カテゴリー:社会・経済

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