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ミセス日本グランプリに豊橋の鈴木さん

「ミセス日本」グランプリへの道のりを振り返る鈴木さん夫妻=豊橋市佐藤2で
「ミセス日本」グランプリへの道のりを振り返る鈴木さん夫妻=豊橋市佐藤2で
最終選考に臨む晴香さん=神戸市内で(提供)
最終選考に臨む晴香さん=神戸市内で(提供)

 既婚女性の持つ内面からの知性や美を競う「第14回ミセス日本グランプリ」が神戸市内で10月末に開かれ、豊橋市内でエステサロンを営む鈴木晴香さん(33)=佐藤2=「義足のスノーボーダー」でもある夫の隆太さん(39)の心の支えもあり、夫婦でつかんだ栄冠となった。
 「ミセス日本」は健康的で知性を兼ね備え、社会貢献活動にも関心の高い女性を選ぶ。10歳刻みで30~60代の4部門があり、全国から集まった出場者から書類と二次選考を経てファイナリスト数人を絞り込む。30代部門は8人が最終に残った。
 白いロングドレスを着て舞台上でウオーキングや2分間のスピーチなどを披露した。メークや着こなしのほか、話し方や立ち居振る舞いの所作も選考の対象だ。心身ともに日頃の鍛錬の成果を審査員は見抜く。
 「ハイヒールを履いて公共施設の長い廊下で歩いたり、夫が時間を計り、的確に意図を伝える話し方を体で覚えたりした」と二人三脚の「特訓」を振り返った。
 スピーチではエステの仕事で感じた「内面から美」を語った。さらに隆太さんとの出会いを引き合いに、前向きに生きることの大切さを肌で感じた体験談を披露した。
 障害者と暮らす家族の視点から「置かれた環境をどう捉えるかで、前向きに生きられるかどうかが変わる」とした上で、障害の有無に関係なく普通に過ごせる「心のバリアフリー」を当事者として発信することを社会貢献活動の目標として訴えた。
 コンテストを通じて晴香さんは「何事も挑戦すること。まずは行動力が肝心と痛感した」と成長ぶりを振り返った。
 傍らで支えた隆太さんは「できないと決め付けず勇気を振り絞るきっかけが肝心。成功体験は自身につながる。受賞を機に次は伝える立場になった」と喜ぶ。
 今後は「心のバリアフリーを広める活動の一方で、東三河では児童養護施設などで子どもの支援にも取り組みたい」と意気込む。
【加藤広宣】

 既婚女性の持つ内面からの知性や美を競う「第14回ミセス日本グランプリ」が神戸市内で10月末に開かれ、豊橋市内でエステサロンを営む鈴木晴香さん(33)=佐藤2=「義足のスノーボーダー」でもある夫の隆太さん(39)の心の支えもあり、夫婦でつかんだ栄冠となった。
 「ミセス日本」は健康的で知性を兼ね備え、社会貢献活動にも関心の高い女性を選ぶ。10歳刻みで30~60代の4部門があり、全国から集まった出場者から書類と二次選考を経てファイナリスト数人を絞り込む。30代部門は8人が最終に残った。
 白いロングドレスを着て舞台上でウオーキングや2分間のスピーチなどを披露した。メークや着こなしのほか、話し方や立ち居振る舞いの所作も選考の対象だ。心身ともに日頃の鍛錬の成果を審査員は見抜く。
 「ハイヒールを履いて公共施設の長い廊下で歩いたり、夫が時間を計り、的確に意図を伝える話し方を体で覚えたりした」と二人三脚の「特訓」を振り返った。
 スピーチではエステの仕事で感じた「内面から美」を語った。さらに隆太さんとの出会いを引き合いに、前向きに生きることの大切さを肌で感じた体験談を披露した。
 障害者と暮らす家族の視点から「置かれた環境をどう捉えるかで、前向きに生きられるかどうかが変わる」とした上で、障害の有無に関係なく普通に過ごせる「心のバリアフリー」を当事者として発信することを社会貢献活動の目標として訴えた。
 コンテストを通じて晴香さんは「何事も挑戦すること。まずは行動力が肝心と痛感した」と成長ぶりを振り返った。
 傍らで支えた隆太さんは「できないと決め付けず勇気を振り絞るきっかけが肝心。成功体験は自身につながる。受賞を機に次は伝える立場になった」と喜ぶ。
 今後は「心のバリアフリーを広める活動の一方で、東三河では児童養護施設などで子どもの支援にも取り組みたい」と意気込む。
【加藤広宣】

「ミセス日本」グランプリへの道のりを振り返る鈴木さん夫妻=豊橋市佐藤2で
「ミセス日本」グランプリへの道のりを振り返る鈴木さん夫妻=豊橋市佐藤2で
最終選考に臨む晴香さん=神戸市内で(提供)
最終選考に臨む晴香さん=神戸市内で(提供)

カテゴリー:社会・経済

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