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「洒落と諷刺の世界」発刊

小久保さんと妻正代さん=東愛知新聞社で
小久保さんと妻正代さん=東愛知新聞社で

 豊橋市の小久保継さん(81)が「洒落(しゃれ)と諷刺(ふうし)の世界」(これから出版、税別700円)を刊行した。
 中学生の頃から落語家の柳亭痴楽が好きで、落語「痴楽綴方(つづりかた)狂室」を覚えて人前で演じていたという。その頃から磨いたセンスで、ちょっとした会話の中でも洒落を挟める。高校の同窓会や会社の同僚を相手に披露したり、新聞に投稿してきた作品をまとめ、作品展を開催した。80歳を迎え、形にして残したいとして出版を思い立った。
 約100㌻に500点以上の作品を収録。「18歳と81歳の違い」は「夢を現実のものにしたいのが18歳。夢か現実かはっきりしないのが81歳」「人生七転び八起きが18歳。一転びしたら起きれそうもないのが81歳」といった調子だ。
 新聞投稿作品では平成20年代にあった出来事を広く取り上げ、「綴方狂室」などでは豊橋市や浜松市の地名を取り入れている。「豊橋の路面電車は幸せものである。なぜか? 市民は尊敬して御電車(おでん車)と呼んでいる」
 新型コロナウイルス禍で自粛が続く、沈みがちな今を憂い「気持ちだけでも前向きに。世の中にはくだらないことを考え、ひたすら上を向いている人がいることを知って頂き、ニヤッと笑っていただけたら」と話す。
 14日から、豊橋市民文化会館2階第2展示室で出版記念展示会を開く。19日まで。
【岸侑輝】

 豊橋市の小久保継さん(81)が「洒落(しゃれ)と諷刺(ふうし)の世界」(これから出版、税別700円)を刊行した。
 中学生の頃から落語家の柳亭痴楽が好きで、落語「痴楽綴方(つづりかた)狂室」を覚えて人前で演じていたという。その頃から磨いたセンスで、ちょっとした会話の中でも洒落を挟める。高校の同窓会や会社の同僚を相手に披露したり、新聞に投稿してきた作品をまとめ、作品展を開催した。80歳を迎え、形にして残したいとして出版を思い立った。
 約100㌻に500点以上の作品を収録。「18歳と81歳の違い」は「夢を現実のものにしたいのが18歳。夢か現実かはっきりしないのが81歳」「人生七転び八起きが18歳。一転びしたら起きれそうもないのが81歳」といった調子だ。
 新聞投稿作品では平成20年代にあった出来事を広く取り上げ、「綴方狂室」などでは豊橋市や浜松市の地名を取り入れている。「豊橋の路面電車は幸せものである。なぜか? 市民は尊敬して御電車(おでん車)と呼んでいる」
 新型コロナウイルス禍で自粛が続く、沈みがちな今を憂い「気持ちだけでも前向きに。世の中にはくだらないことを考え、ひたすら上を向いている人がいることを知って頂き、ニヤッと笑っていただけたら」と話す。
 14日から、豊橋市民文化会館2階第2展示室で出版記念展示会を開く。19日まで。
【岸侑輝】

小久保さんと妻正代さん=東愛知新聞社で
小久保さんと妻正代さん=東愛知新聞社で

カテゴリー:社会・経済

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