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SDGs実現に先進的な取り組み 県が事例集作成

取組事例集の表紙
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渥美フーズの記事
渥美フーズの記事
加山興業の記事
加山興業の記事

東三河では渥美フーズと加山興業を紹介

 県は、SDGs(持続可能な開発目標)に向けて先進的で積極的な取り組みを進める企業の事例を紹介した。大学生記者が取材、東三河では「渥美フーズ」(田原市)と「加山興業」(豊川市)が取り上げられている。
 県は「SDGs未来都市」に選定されており、全庁でSDGsの達成に向けた取り組みを進めている。ただ、その実現には行政だけでなく、経済活動の中心である企業などの役割が重要だ。
 そこで企業の取り組みを紹介する事例集を作り、普及を目指すことにした。県内の大学で学ぶ18人の学生が、記者として県内企業8社を取材、記事を書いた。学生記者の感想は「取材を終えて」にまとめられている。
 渥美フーズを担当したのは野々山真帆さんと横井佐奈さんで、タイトルは「食と環境を守る 古くて新しいゼロ・ウェイスト・スーパー」。オーガニック商品を扱い、ごみ削減に取り組む新しい形のスーパー「ビオ・あつみエピスリー豊橋」(豊橋市、2019年7月オープン)と、同社が昨年11月にスタートした容器貸し出しの「デポジット(預託金)」システムを紹介する。商品にデポジットはを上乗せして販売し、容器が返却された際に返金する仕組み。「マイ容器」などのリユース容器持参へのきっかけになる。
 加山興業を担当したのは上友香さんと野村和花さんで、タイトルは「創業当初から継続する『サスティナブル環境経営モデル』」。高度経済成長期の中で、ごみの不法投棄が問題となっていた60年前にさかのぼり、同社の理念を紹介する。そして、受け入れ廃棄物のリサイクル率が80%になること、脱炭素社会実現のために、自然エネルギー設備を導入し、自社の再生可能エネルギー使用比率を、現在の80%から2025には100%にまで上げる目標があると伝えている。
 取材後記で野々山さん、横井さんは「利益よりも未来の環境や人の幸せのために動きだしている渥美フーズさんは本当にかっこいいと思いました」と報告。上さんと、野村さんは加山興業を取材して「企業の方々は環境問題に取り組む際、愛知のそして日本のこれからを見据えています」などと記した。
 事例集は、経済団体などへ配布し、SDGsの普及啓発に使う。
【山田一晶】

東三河では渥美フーズと加山興業を紹介

 県は、SDGs(持続可能な開発目標)に向けて先進的で積極的な取り組みを進める企業の事例を紹介した。大学生記者が取材、東三河では「渥美フーズ」(田原市)と「加山興業」(豊川市)が取り上げられている。
 県は「SDGs未来都市」に選定されており、全庁でSDGsの達成に向けた取り組みを進めている。ただ、その実現には行政だけでなく、経済活動の中心である企業などの役割が重要だ。
 そこで企業の取り組みを紹介する事例集を作り、普及を目指すことにした。県内の大学で学ぶ18人の学生が、記者として県内企業8社を取材、記事を書いた。学生記者の感想は「取材を終えて」にまとめられている。
 渥美フーズを担当したのは野々山真帆さんと横井佐奈さんで、タイトルは「食と環境を守る 古くて新しいゼロ・ウェイスト・スーパー」。オーガニック商品を扱い、ごみ削減に取り組む新しい形のスーパー「ビオ・あつみエピスリー豊橋」(豊橋市、2019年7月オープン)と、同社が昨年11月にスタートした容器貸し出しの「デポジット(預託金)」システムを紹介する。商品にデポジットはを上乗せして販売し、容器が返却された際に返金する仕組み。「マイ容器」などのリユース容器持参へのきっかけになる。
 加山興業を担当したのは上友香さんと野村和花さんで、タイトルは「創業当初から継続する『サスティナブル環境経営モデル』」。高度経済成長期の中で、ごみの不法投棄が問題となっていた60年前にさかのぼり、同社の理念を紹介する。そして、受け入れ廃棄物のリサイクル率が80%になること、脱炭素社会実現のために、自然エネルギー設備を導入し、自社の再生可能エネルギー使用比率を、現在の80%から2025には100%にまで上げる目標があると伝えている。
 取材後記で野々山さん、横井さんは「利益よりも未来の環境や人の幸せのために動きだしている渥美フーズさんは本当にかっこいいと思いました」と報告。上さんと、野村さんは加山興業を取材して「企業の方々は環境問題に取り組む際、愛知のそして日本のこれからを見据えています」などと記した。
 事例集は、経済団体などへ配布し、SDGsの普及啓発に使う。
【山田一晶】

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加山興業の記事
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カテゴリー:社会・経済

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