豊橋の大豊商店街で松山小児童の絵画展

　豊橋市駅前大通２の大豊商店街で、地元の市立松山小学校１～３年生が描いた絵画展が開かれている。商店街とプロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」、愛知大学の３者が企画。１１０点を展示している。23日まで。
　昨年３月、中部経済産業局の「スポーツ★きらり商店街事業」に３者で参加、大豊商店街で大型懸垂幕を掲示したほか、ビジターセンターに三遠地域を紹介した。今回はそのつながりを維持しようと松山小の児童作品を展示することにした。参加賞として、豊橋でのフェニックスリーグ戦に児童を招待する。
　小学校には愛大生が出向いて事業を説明。児童は冬休み中に「未来をえがく　わたしの校区の大豊商店街」をテーマに描いた。
　萱町通りから国道２５９号まで約５００㍍にわたり、水上ビル北側の店舗境の柱に作品を展示。各店舗を色分けして塗った「カラフルいっぱいしょうてんがい」や飲食店が並ぶ「にぎやかな大ほうしょうてんがい」など児童が思い思いに描いた作品が並ぶ。
　展示作業は15日にあり、フェニックスからは地域プロモーション本部長の鹿毛誠一郎さん、学生６人が参加した。商店街の黒野有一郎理事長は、新型コロナ禍で毎年小学２年生が商店街を訪れる授業が中止になっている現状から、「別の形での取り組みで商店街を知ってもらえれば」と話した。
【安藤聡】