コロナ新規陽性者 過去最多の県内2881人、豊橋は124人

　県は19日、２８８１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再陽性50人を含む。過去最多だった昨年８月27日の２３４６人を超えた。２０００人超は２日連続。豊橋市は１２４人で、昨年８月11日の１１１人を上回り、こちらも過去最多となった。大村秀章知事は「今後３日間は同じ水準か、さらに増える」として、感染拡大防止に努めるよう求めた。
　内訳は、名古屋市が１４２５人（再陽性41）、岡崎市が１２６人、一宮市が74人（同１）、豊田市が１３３人（同１）、その他が９９９人（同７）。豊橋市は10歳未満から70代の男女で、27人は知人からの、34人は家族からの感染。63人は感染経路不明だった。いずれも軽症か無症状で、３人が宿泊療養施設に入るほかは自宅療養する。
　一方、18日に陽性と発表された２１４５人の内訳は、東三河は豊橋市の91人のほかに、豊川市が10歳未満から70代の38人、蒲郡市が20～50代の７人、新城市が10歳未満から60代の４人、田原市が20～80代の８人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は１７６・６人、新規陽性者は１２５８・３人、入院患者のうち重症者は１・１人、新規陽性者のうちの高齢者は49・９人、陽性率は５・９％。
　18日現在の確保病床入院は２０５人、入院調整は１人、施設入所は８５６人、自宅療養は６０００人。
【山田一晶】