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豊橋「まちなか図書館」で館長らトークイベント

是住館長㊧と種田館長=まちなか図書館で
是住館長㊧と種田館長=まちなか図書館で

 豊橋市駅前大通2の「まちなか図書館」で22日、新しいイベントが始まった。種田澪館長が月に1度、ゲストを招いてトークする「館長がいま会いたい人」。第1回は、田原市中央図書館の是住久美子館長で、「館長」「移住者」を共通のキーワードに語り合った。
 是住館長は大学卒業後、民間企業に就職。滋賀県草津市立図書館臨時職員を経て、2003年から京都府立図書館勤務。18年4月から田原市中央図書館副館長、19年から現職。
 種田館長から「まちなか図書館」の印象を聞かれた是住館長は「ワクワク感がある。いろんなことができそう」と話した。また、田原の図書館について、種田館長は「バランスがいい。多様な世代の人が来ている」と感想を語った。
 その後、種田館長の質問に答える形で、是住館長が田原の取り組みを紹介。移動図書館車による学校の訪問や、高齢者施設での回想法の実演、市職員や議員への情報提供などを挙げた。是住館長は「アウトリーチ(出張サービス)が多い」と述べた。
 ただ、どの職場でも人手が足りない。種田館長が「やってみたいと思っても行動に移すのは大変では」と尋ねると、是住館長は「とにかくお試しでやってみる。駄目ならやめればいい。スクラップアンドビルドの繰り返し」と答えた。
 その後は是住館長が経歴を語った。司書資格は「就活で有利になれば」と軽い気持ちで取得したこと、京都府立図書館時代は、今では考えられないぐらい、提案が通らずに腐っていた時期があったこと、ウィキペディアの編集をサポートする「ウィキペディアタウン」を広める中で、田原市との出合いがあったことなどを振り返った。
 そして図書館は、学びの機会を提供するだけでなく、集まる場として重要性が高まっていると指摘、閉館後に社会問題を老若男女で考えるミニカフェを開いていることなどを紹介した。
【山田一晶】

 豊橋市駅前大通2の「まちなか図書館」で22日、新しいイベントが始まった。種田澪館長が月に1度、ゲストを招いてトークする「館長がいま会いたい人」。第1回は、田原市中央図書館の是住久美子館長で、「館長」「移住者」を共通のキーワードに語り合った。
 是住館長は大学卒業後、民間企業に就職。滋賀県草津市立図書館臨時職員を経て、2003年から京都府立図書館勤務。18年4月から田原市中央図書館副館長、19年から現職。
 種田館長から「まちなか図書館」の印象を聞かれた是住館長は「ワクワク感がある。いろんなことができそう」と話した。また、田原の図書館について、種田館長は「バランスがいい。多様な世代の人が来ている」と感想を語った。
 その後、種田館長の質問に答える形で、是住館長が田原の取り組みを紹介。移動図書館車による学校の訪問や、高齢者施設での回想法の実演、市職員や議員への情報提供などを挙げた。是住館長は「アウトリーチ(出張サービス)が多い」と述べた。
 ただ、どの職場でも人手が足りない。種田館長が「やってみたいと思っても行動に移すのは大変では」と尋ねると、是住館長は「とにかくお試しでやってみる。駄目ならやめればいい。スクラップアンドビルドの繰り返し」と答えた。
 その後は是住館長が経歴を語った。司書資格は「就活で有利になれば」と軽い気持ちで取得したこと、京都府立図書館時代は、今では考えられないぐらい、提案が通らずに腐っていた時期があったこと、ウィキペディアの編集をサポートする「ウィキペディアタウン」を広める中で、田原市との出合いがあったことなどを振り返った。
 そして図書館は、学びの機会を提供するだけでなく、集まる場として重要性が高まっていると指摘、閉館後に社会問題を老若男女で考えるミニカフェを開いていることなどを紹介した。
【山田一晶】

是住館長㊧と種田館長=まちなか図書館で
是住館長㊧と種田館長=まちなか図書館で

カテゴリー:社会・経済

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