県内のコロナ新規陽性者5827人 豊橋は340人

　県は３日、５８２７人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再陽性42人を含む。前日に継ぐ過去２番めの多さ。豊橋市は３４０人（再陽性４）だった。大村秀章知事は、愛知を含む３大都市圏での緊急事態宣言の発令が必要との考えを改めて強調した。
　５８２７人の内訳は、名古屋市が２４２９人（同30）、岡崎市が４０６人、一宮市が３３６人、豊田市が２５３人（同１）、その他が２０６３人（同７）。豊橋市は10歳未満から90歳以上。30人は知人からの、１０６人は家族からの感染。２０４人は感染経路不明。３２９人が軽症で、８人が無症状、３人は調査中。４人が入院し、５人が宿泊療養施設に入る。
　一方、２日に陽性と発表された６１９１人の内訳は、東三河は豊橋市の３１５人のほかに、豊川市が10歳未満から90代の１５０人（同１）、蒲郡市が10歳未満から70代の39人、新城市が20～80代の18人、田原市が10歳未満から80代の25人、設楽町が50代の１人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は６０７・４人、新規陽性者は５１４２・１人、入院患者のうち重症者は12・９人、新規陽性者のうちの高齢者は４３６・９人、陽性率は24・８％。
　２日現在の確保病床入院は７８２人、入院調整は６人、施設入所は６０４人、自宅療養は３万２９３５人。
【山田一晶】