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豊橋ユネスコ協会が「平和・共生の鐘」の塔設置へ

「平和・共生の鐘」の塔のイメージ(提供)
「平和・共生の鐘」の塔のイメージ(提供)
建設資金の協力を呼びかける渡辺さん㊨と加藤さん=東愛知新聞社で
建設資金の協力を呼びかける渡辺さん㊨と加藤さん=東愛知新聞社で
豊橋ユネスコ協会が「平和・共生の鐘」の塔設置へ

 豊橋ユネスコ協会は、豊橋公園内に「平和・共生の鐘」の塔を建設する。設立15周年記念事業で7月3日に式典を開き披露する。クラウドファンディング=QRコード=と振り込みで建設資金を募集している。
 平和と持続可能な社会を構築し、互いに支え合い交流する都市の具現化を目指すシンボルにする。毎年、決まった日に鐘を鳴らす行事を開き、平和な社会を願う思いを市民の間で共有する機会にする計画だ。協会の上部団体、日本ユネスコ協会連盟が提唱する「平和の鐘をならそう」運動にも呼応する。
 塔のデザインは小中学生から募集した案を元に、広島の平和モニュメントを参考にし作った。鐘の音は周辺に住民が多いことから、音があまり響かないようにする。
 豊橋公園に設置することにも理由がある。藩政時代には吉田城があり、明治に入ると陸軍第18連隊が置かれた。戦後は市役所、中学校、美術博物館などができた。このような経緯から公園内には、18連隊関係施設の遺跡、豊橋空襲による被災からの戦災復興記念碑など、歴史の記憶をとどめる貴重なものがあることが決め手になった。復興記念碑の近くに建てる。
 会長の渡辺正さんは「鐘が平和と持続可能なまちづくりを目指す象徴になるように尽力します」と話す。副会長で建設実行委員長の加藤正俊さんは「豊橋市の小中学校はすべてユネスコスクールになっており、活動が盛んな地域。シンボルの鐘ができることで、よりユネスコの精神を広めたい」と話す。

CFなどで資金調達

 建設費用は約350万円。クラウドファンディングは、式典で鐘を鳴らす権利などのリターンがある。振り込みは豊橋信用金庫南栄支店の普通口座1199364「豊橋ユネスコ協会」へ。
 問い合わせは渡辺さん(090・8473・6755)へ。
【竹下貴信】

 豊橋ユネスコ協会は、豊橋公園内に「平和・共生の鐘」の塔を建設する。設立15周年記念事業で7月3日に式典を開き披露する。クラウドファンディング=QRコード=と振り込みで建設資金を募集している。
 平和と持続可能な社会を構築し、互いに支え合い交流する都市の具現化を目指すシンボルにする。毎年、決まった日に鐘を鳴らす行事を開き、平和な社会を願う思いを市民の間で共有する機会にする計画だ。協会の上部団体、日本ユネスコ協会連盟が提唱する「平和の鐘をならそう」運動にも呼応する。
 塔のデザインは小中学生から募集した案を元に、広島の平和モニュメントを参考にし作った。鐘の音は周辺に住民が多いことから、音があまり響かないようにする。
 豊橋公園に設置することにも理由がある。藩政時代には吉田城があり、明治に入ると陸軍第18連隊が置かれた。戦後は市役所、中学校、美術博物館などができた。このような経緯から公園内には、18連隊関係施設の遺跡、豊橋空襲による被災からの戦災復興記念碑など、歴史の記憶をとどめる貴重なものがあることが決め手になった。復興記念碑の近くに建てる。
 会長の渡辺正さんは「鐘が平和と持続可能なまちづくりを目指す象徴になるように尽力します」と話す。副会長で建設実行委員長の加藤正俊さんは「豊橋市の小中学校はすべてユネスコスクールになっており、活動が盛んな地域。シンボルの鐘ができることで、よりユネスコの精神を広めたい」と話す。

CFなどで資金調達

 建設費用は約350万円。クラウドファンディングは、式典で鐘を鳴らす権利などのリターンがある。振り込みは豊橋信用金庫南栄支店の普通口座1199364「豊橋ユネスコ協会」へ。
 問い合わせは渡辺さん(090・8473・6755)へ。
【竹下貴信】

「平和・共生の鐘」の塔のイメージ(提供)
「平和・共生の鐘」の塔のイメージ(提供)
建設資金の協力を呼びかける渡辺さん㊨と加藤さん=東愛知新聞社で
建設資金の協力を呼びかける渡辺さん㊨と加藤さん=東愛知新聞社で
豊橋ユネスコ協会が「平和・共生の鐘」の塔設置へ

カテゴリー:社会・経済

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