豊川稲荷で「ヨルモウデ」春の特別展開幕

　豊川稲荷の夜間参拝イベント「豊川稲荷×ネイキッド　ＹＯＲＵ　ＭＯ－ＤＥ（ヨルモウデ）」の春の特別展が22日始まった。４月３日まで。
　毎月22日を縁日の日として、豊川稲荷を夜間開放し、プロジェクション・マッピングや参道ライトアップで彩る。時間別チケットなどを使ったスムーズな入場で「３密」を避ける。
　今回は春の特別期間限定として、各コンテンツに桜をイメージした演出がある。寺宝館は、桜による演出をベースに、ヒマワリが登場するプロジェクション・マッピング「さくら詣」で照らされている。ヒマワリはウクライナの国花。平和のメッセージが込められている。来場者は足を止めて見入っていた。
　来場者に参拝中配布している「ＮＡＫＥＤ　ディスタンス提灯（ちょうちん）」は、バラに代わって桜の花が投映されるものが入っている。運良く手にした人は「写真を撮らせてもらってもいいですか」と声をかけられることも。
　運勢を占う「ＮＡＫＥＤ　花みくじ」にも桜の花が登場。境内から出る前には手消毒をする「ＮＡＫＥＤ　つくばい」がある。手のひらの上で桜の花が舞い散る演出が出ることがあり、友人らと訪れた人は「桜出た！」とカメラを構えて喜んでいた。
　特別期間中は午後６～10時でチケットは前売りが高校生以上８００円（当日１０００円）、中学生以下は５００円（同６００円）、「いつでもチケット」は高校生以上１３００円、中学生以下７００円。未就学児は無料。チケットぴあと公式ホームページで販売している。
【岸侑輝】