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「HADOアリーナ豊橋」4月1日にオープン

AR技術を取り入れた次世代スポーツ「HADO」。頭にヘッドマウントディスプレー、腕にセンサーを装着し、CGのボールを放つなどしてプレーする
AR技術を取り入れた次世代スポーツ「HADO」。頭にヘッドマウントディスプレー、腕にセンサーを装着し、CGのボールを放つなどしてプレーする
プレイヤーには飛び交うボールや障害物が見える。まるで漫画やSF映画のような戦いだ
プレイヤーには飛び交うボールや障害物が見える。まるで漫画やSF映画のような戦いだ
「HADOアリーナ豊橋」4月1日にオープン

 豊橋市に本社を構える多角化企業「Airs Crowd」(町田郁社長)は4月1日、同市藤沢町の「ホリデイ・スクエア」内のアミューズメントビル2階に、AR(拡張現実)技術を使ったスポーツ施設「HADOアリーナ豊橋」をオープンする。
 「HADO」(ハドー)=QRコード=は、球技とAR技術を組み合わせた対戦型スポーツ。ARコンテンツなどの製作を手掛ける「meleap」(東京都港区)が開発・運営する。 国内でプレーできる施設は11店舗。県内への出店は豊橋が初めて。meleapによると、世界累計で210万人以上がプレーしたという。次世代のスポーツとして、海外で高い人気を博している。
 1~3人に分かれて専用コート内で戦う。「エナジーボール」と呼ぶコンピューターグラフィックス(CG)の球を打ち合い、相手に当ててポイントを得て、多いチームが勝ち。
 エナジーボールは現実には見えない。施設が用意する、専用ソフトを導入したスマートフォンで確認できる。スマホ画面には、カメラ機能を通して周囲の景色が表示される。そこにAR技術でエナジボールや、各種インターフェースを現実の風景に重ねて表示する。
 プレイヤーは「HADOゴーグル」と呼ぶ箱型の装置にスマホを取り付けて顔に装着する。すると、眼前にCGの球が飛び交う戦いの場に身を置けるわけだ。
 エナジーボールを避けるには、現実の飛来物を避けるように身をかわす。ドッジボールの要領だ。また「シールド」と呼ぶCGの障害物を作り出してボールを防ぐこともできる。腕にセンサーを装着し、腕を立てたり振ったりすれば、エナジーボールを放てる。
 HADOアリーナ豊橋は、しっかり楽しめる設備が整っている。コートは縦10㍍、幅6㍍の公式サイズが2面、練習用コートが1面。予約制だが、コートに空きがあれば予約なしでプレーできる場合もある。
 機材は手頃な価格でレンタルでき、購入も可能。何も持たずに来てプレーできるため、「仕事帰りにフィットネス感覚で」といった利用もできそうだ。男女別更衣室完備。利用料金は経験に合わせて複数プランが用意されており、初心者は常駐のインストラクターから指導を受けられる。
 プレオープンでは親子連れが訪れ、子どもたちは何試合も楽しんでいた。豊橋市の町田絢さん(11)は「ARを使って戦えるのが幻想的。漫画の中の戦いみたいで楽しい」と最先端のスポーツの魅力を語った。天野莉杏さん(10)は「オープンしたらまた来て何度も遊びたい」と話していた。
 問い合わせはHADOアリーナ豊橋(電話070・4321・4486、メールhado.toyohashi@icloud.com)。オープニングイベントなどがある。
【夏目敬介】

 豊橋市に本社を構える多角化企業「Airs Crowd」(町田郁社長)は4月1日、同市藤沢町の「ホリデイ・スクエア」内のアミューズメントビル2階に、AR(拡張現実)技術を使ったスポーツ施設「HADOアリーナ豊橋」をオープンする。
 「HADO」(ハドー)=QRコード=は、球技とAR技術を組み合わせた対戦型スポーツ。ARコンテンツなどの製作を手掛ける「meleap」(東京都港区)が開発・運営する。 国内でプレーできる施設は11店舗。県内への出店は豊橋が初めて。meleapによると、世界累計で210万人以上がプレーしたという。次世代のスポーツとして、海外で高い人気を博している。
 1~3人に分かれて専用コート内で戦う。「エナジーボール」と呼ぶコンピューターグラフィックス(CG)の球を打ち合い、相手に当ててポイントを得て、多いチームが勝ち。
 エナジーボールは現実には見えない。施設が用意する、専用ソフトを導入したスマートフォンで確認できる。スマホ画面には、カメラ機能を通して周囲の景色が表示される。そこにAR技術でエナジボールや、各種インターフェースを現実の風景に重ねて表示する。
 プレイヤーは「HADOゴーグル」と呼ぶ箱型の装置にスマホを取り付けて顔に装着する。すると、眼前にCGの球が飛び交う戦いの場に身を置けるわけだ。
 エナジーボールを避けるには、現実の飛来物を避けるように身をかわす。ドッジボールの要領だ。また「シールド」と呼ぶCGの障害物を作り出してボールを防ぐこともできる。腕にセンサーを装着し、腕を立てたり振ったりすれば、エナジーボールを放てる。
 HADOアリーナ豊橋は、しっかり楽しめる設備が整っている。コートは縦10㍍、幅6㍍の公式サイズが2面、練習用コートが1面。予約制だが、コートに空きがあれば予約なしでプレーできる場合もある。
 機材は手頃な価格でレンタルでき、購入も可能。何も持たずに来てプレーできるため、「仕事帰りにフィットネス感覚で」といった利用もできそうだ。男女別更衣室完備。利用料金は経験に合わせて複数プランが用意されており、初心者は常駐のインストラクターから指導を受けられる。
 プレオープンでは親子連れが訪れ、子どもたちは何試合も楽しんでいた。豊橋市の町田絢さん(11)は「ARを使って戦えるのが幻想的。漫画の中の戦いみたいで楽しい」と最先端のスポーツの魅力を語った。天野莉杏さん(10)は「オープンしたらまた来て何度も遊びたい」と話していた。
 問い合わせはHADOアリーナ豊橋(電話070・4321・4486、メールhado.toyohashi@icloud.com)。オープニングイベントなどがある。
【夏目敬介】

AR技術を取り入れた次世代スポーツ「HADO」。頭にヘッドマウントディスプレー、腕にセンサーを装着し、CGのボールを放つなどしてプレーする
AR技術を取り入れた次世代スポーツ「HADO」。頭にヘッドマウントディスプレー、腕にセンサーを装着し、CGのボールを放つなどしてプレーする
プレイヤーには飛び交うボールや障害物が見える。まるで漫画やSF映画のような戦いだ
プレイヤーには飛び交うボールや障害物が見える。まるで漫画やSF映画のような戦いだ
「HADOアリーナ豊橋」4月1日にオープン

カテゴリー:社会・経済

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