各地の学校で入学式

　豊橋市内の私立高校、専門学校で７日、今年度の入学式があった。各学校の生徒や学生は緊張した面持ちで式に臨み、新たな学校生活をスタートさせた。

豊橋中央高校

　豊橋中央高校（鍵田町）では２６６人が入学した。高倉嘉男校長は「高校生活が人生で一番充実したものになるよう教職員で取り組みます。失敗を恐れずに挑戦してください」と式辞を述べた。新入生代表の鈴木徠斗さんは「新たな目標を持ち、日々全力を尽くします」と誓いの言葉を読み上げた。
　来賓でＰＴＡ会長の原田真弓さんは新型コロナウイルス感染防止で上級生がマスクをつけた学校生活を続けていることから「マスクを外して互いの顔が分かりあえる生活が戻ってくることを願っています」と祝辞を述べた。
　一方、藤ノ花女子高校（老松町）でも式があり、普通科98人、生活情報科１１４人、食物科57人の計２６９人が入学した。
【安藤聡】

豊橋歯科衛生士専門学校

　豊橋歯科衛生士専門学校（中野町）は、市保健所・保健センター「ほいっぷ」の講堂で開き、42人が入学した。３年間学んで歯科衛生士を目指す。
　松井和博校長は「歯科衛生士の仕事は、歯科医院での診療補助ほか、歯周病の予防措置、保健指導、寝たきりの方に対する訪問指導など、必要性が高まっています。口腔管理の技量はもちろん、社会人としての教養や人格を身に着け、人の痛みが分かる温かい心の持ち主になってください」と激励した。
　新入生を代表して古澤茉那さんは「同じ目標を持った仲間と助け合い、立派な歯科衛生士として社会に羽ばたけるよう努力します」と誓った。
【竹下貴信】

豊橋准看護学校

　豊橋准看護学校（中野町）は、市保健所・保健センター「ほいっぷ」講堂で開いた。看護の道へと第一歩を踏み出した第71期の75人（女子67人、男子８人）が希望に満ちた面持ちで式に臨んだ。
　今年度は新型コロナウイルス感染予防のため、時間を短縮して実施。杉浦康夫副市長や田中敏一市議会議長、71期生の保護者らが出席した。
　江崎雅彰校長は「医療知識を身に着け、信頼される看護師になってください」とあいさつした。
　続いて、新入生代表の井村季愛さんは「常に変化する医療の中で看護できるよう、常にスキルアップを目指し勉学に励んでいきます」と誓いの言葉を述べた。
　新入生は約２年を通して１８９０時間のカリキュラムから看護や医療に関する知識を身に着ける。
【林大二朗】