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豊橋の割烹一平 「愛鴨蕎麦」開発が続く

鴨肉をカットする杉浦料理長=一平で(提供)
鴨肉をカットする杉浦料理長=一平で(提供)
鴨ロースト。肉の甘さが引き立つ
鴨ロースト。肉の甘さが引き立つ
鴨南蛮
鴨南蛮

 豊橋市松葉町2の「割烹(かっぽう)一平」が、新メニュー「愛鴨蕎麦(あいがもそば)」の開発を続けている。店のだし、同市東小田原町の「鳥市精肉店」が出荷する特産品「あいち鴨」、長野県小諸市の「生蕎麦」が織りなす逸品を目指す。25日、関係者を招いての試食会があった。
 豊橋市内では以前から鴨が生産されており、東京や京都へ出荷されていた。ところが8年前、生産農家が消滅することになったため、鳥市が事業を譲り受け、新ブランドとして引き継いだ。現在は市内で2000羽を飼育する。
 特徴は徹底した品質管理。手作業でさばくため、出荷できるのは1日70羽限定だ。単価は高くなるが、丁寧な処理によって肉はとろけるように柔らかい。
 そして、だしは厳選した真昆布、鰹節、シイタケから作った澄みだし「しほさゐ」。これに小諸市のそば粉で打った二八蕎麦がコラボする。
 鴨は、料理長の杉浦英世さんが低温でローストする。脂の甘みがあり、それでいてくどくない。つゆが肉のうま味を引き立たせている。試食では鴨肉を5枚つけた。
 おかみの由美子さんは「新型コロナウイルス禍でも味わってもらえる逸品にしたい」と話す。みそかそばとして毎月末の金曜、土曜のランチタイムに20食限定で提供したい考えだ。今後、さらに改良を加え、連休明けからのスタートになる見通し。鴨南蛮と鴨せいろの2種類で価格は2200円を軸に調整中。蕎麦と鴨、ネギとだしを詰め合わせたテークアウトセットも用意する。
 英世さんは「他との違いを分かってもらえたら」と話している。問い合わせは「一平」(0532・52・4426)へ。
【山田一晶】

 豊橋市松葉町2の「割烹(かっぽう)一平」が、新メニュー「愛鴨蕎麦(あいがもそば)」の開発を続けている。店のだし、同市東小田原町の「鳥市精肉店」が出荷する特産品「あいち鴨」、長野県小諸市の「生蕎麦」が織りなす逸品を目指す。25日、関係者を招いての試食会があった。
 豊橋市内では以前から鴨が生産されており、東京や京都へ出荷されていた。ところが8年前、生産農家が消滅することになったため、鳥市が事業を譲り受け、新ブランドとして引き継いだ。現在は市内で2000羽を飼育する。
 特徴は徹底した品質管理。手作業でさばくため、出荷できるのは1日70羽限定だ。単価は高くなるが、丁寧な処理によって肉はとろけるように柔らかい。
 そして、だしは厳選した真昆布、鰹節、シイタケから作った澄みだし「しほさゐ」。これに小諸市のそば粉で打った二八蕎麦がコラボする。
 鴨は、料理長の杉浦英世さんが低温でローストする。脂の甘みがあり、それでいてくどくない。つゆが肉のうま味を引き立たせている。試食では鴨肉を5枚つけた。
 おかみの由美子さんは「新型コロナウイルス禍でも味わってもらえる逸品にしたい」と話す。みそかそばとして毎月末の金曜、土曜のランチタイムに20食限定で提供したい考えだ。今後、さらに改良を加え、連休明けからのスタートになる見通し。鴨南蛮と鴨せいろの2種類で価格は2200円を軸に調整中。蕎麦と鴨、ネギとだしを詰め合わせたテークアウトセットも用意する。
 英世さんは「他との違いを分かってもらえたら」と話している。問い合わせは「一平」(0532・52・4426)へ。
【山田一晶】

鴨肉をカットする杉浦料理長=一平で(提供)
鴨肉をカットする杉浦料理長=一平で(提供)
鴨ロースト。肉の甘さが引き立つ
鴨ロースト。肉の甘さが引き立つ
鴨南蛮
鴨南蛮

カテゴリー:社会・経済

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