30年以上、登下校見守る中村さん
豊橋市松山校区の交通事故撲滅へ
豊橋市松山校区で交通安全委員長を務める中村清作さん(75)は、約30年以上にわたり登下校する児童らの安全を守ってきた。20日には「交通事故死ゼロの日」に合わせて駅前大通2の交差点で登校する児童に対して交通安全活動を実施した。
1997年に松山校区交通安全委員会に参加。交通死亡事故の現場を目撃、豊橋と松山校区で悲惨な交通事故を起こさせない思いが参加のきっかけとなった。
率先して校区の住民に呼びかけ、年4回だった交通安全活動の日数を増やしたほか、各ブロックごとの呼びかけや各小学校周辺の危険カ所への立て看板の設置などに取り組んできた。
現在は駅前大通り交差点や中柴交差点付近でゼロの日と各季の交通安全市民運動で、児童が安心して登校できるよう見守り活動に尽力している。
2004年からは委員長に就任、改めて一人ひとりの生命を守っていくことを決意し、09年には交通事故をなくすための一掃キャンペーンを企画。公民館で打ち合わせを開き、同年11月に広小路で交通事故防止を呼びかけパレードを実施した。校区の親子を対象にした交通安全教室を開くなど積極的に活動した。
そのかいあって、校区の事故発生状況は04年から20年までの間で減少傾向になっている。
活動には校区住民約10人が参加した。中村さんは交差点の中心に立って、横断する児童や高校生を見守り、路面電車の線路でつまずかないように誘導した。また児童が渡り終えると止まっていたドライバーに感謝を込めて深く礼をした。
参加した男性(65)は「中村さんは常に熱心に活動しています。自分も負けないよう活動してきたい」と話した。中村さんは「これからも一生懸命、松山校区民の生命と安全を守るため活動をしていきます」と意気込んだ。
【林大二朗】
豊橋市松山校区の交通事故撲滅へ
豊橋市松山校区で交通安全委員長を務める中村清作さん(75)は、約30年以上にわたり登下校する児童らの安全を守ってきた。20日には「交通事故死ゼロの日」に合わせて駅前大通2の交差点で登校する児童に対して交通安全活動を実施した。
1997年に松山校区交通安全委員会に参加。交通死亡事故の現場を目撃、豊橋と松山校区で悲惨な交通事故を起こさせない思いが参加のきっかけとなった。
率先して校区の住民に呼びかけ、年4回だった交通安全活動の日数を増やしたほか、各ブロックごとの呼びかけや各小学校周辺の危険カ所への立て看板の設置などに取り組んできた。
現在は駅前大通り交差点や中柴交差点付近でゼロの日と各季の交通安全市民運動で、児童が安心して登校できるよう見守り活動に尽力している。
2004年からは委員長に就任、改めて一人ひとりの生命を守っていくことを決意し、09年には交通事故をなくすための一掃キャンペーンを企画。公民館で打ち合わせを開き、同年11月に広小路で交通事故防止を呼びかけパレードを実施した。校区の親子を対象にした交通安全教室を開くなど積極的に活動した。
そのかいあって、校区の事故発生状況は04年から20年までの間で減少傾向になっている。
活動には校区住民約10人が参加した。中村さんは交差点の中心に立って、横断する児童や高校生を見守り、路面電車の線路でつまずかないように誘導した。また児童が渡り終えると止まっていたドライバーに感謝を込めて深く礼をした。
参加した男性(65)は「中村さんは常に熱心に活動しています。自分も負けないよう活動してきたい」と話した。中村さんは「これからも一生懸命、松山校区民の生命と安全を守るため活動をしていきます」と意気込んだ。
【林大二朗】