ソフトバンク・千賀投手へ市民栄誉賞第1号贈呈

福岡ＰａｙＰａｙドームで鈴木蒲郡市長手渡す

　蒲郡市は21日、福岡ＰａｙＰａｙドームでプロ野球「福岡ソフトバンクホークス」に所属する蒲郡出身の千賀滉大投手（29）に第１号となる「市民栄誉賞」を贈った。
　昨年夏に開かれた「東京２０２０オリンピック・パラリンピック」の野球で、市民に大きな感動を与えた功労者として特別表彰の一環で贈った。
　本来は市民の前で授与式を調整していた。新型コロナウイルスの影響で延期となったほか、プロ野球が開幕し、千賀投手自身が多忙だったことを考え、ＰａｙＰａｙドームで授与式を開催した。
　この日、鈴木寿明市長はドームがある福岡市中央区まで赴き、直接、市民栄誉賞を手渡した。千賀投手は「蒲郡出身の選手として、もっともっと活躍したいという気持ちになりました」などとコメントした。
　千賀投手は２０１７年にもワールド・ベースボール・クラシックの大会ベストナインに選ばれた際、市スポーツ栄誉賞を受けている。
　鈴木市長は「千賀投手のグローブには、市の形と市章がデザインされており、画面に映し出されるたびに、私をはじめ市民が大変うれしく思った」と話した。
【林大二朗】