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松井守男さんを悼む声

松井さんの作品=ホテルアークリッシュ豊橋で
松井さんの作品=ホテルアークリッシュ豊橋で

 松井守男さんの突然の訃報に、地元の豊橋でも大きな衝撃が走った。ゆかりの人々が、追悼の声を寄せた。【取材班】

サーラコーポレーション社長兼サーラグループ代表・CEO、神野吾郎さん
 15年前の「ホテルアークリッシュ豊橋」開業準備時からのお付き合いです。画家として50年を超えるフランスでの活躍をふるさと豊橋を拠点に日本でも、と日仏でエネルギッシュに創作活動をされていたところでの訃報に、悲しさと寂しさで言葉もありません。地元豊橋、そして日本をこよなく愛していたのだと思います。ご冥福をお祈りいたします。

ホテルアークリッシュ豊橋総支配人、梅岡浩昭さん
 開業当初から15階クラブラウンジに季節ごとの新作を提供していただき、次の企画も進行中でした。近年の国内での再評価で自他ともに「今、もっとものっている」と実感していた矢先のことでした。創作活動には「やり遂げた」などの言葉はありません。常に進化の連続です。青の色使い一つとっても、鮮やかさや重さ、光り輝くブルーなど毎年変わり続けてきました。意欲や情熱は途絶えず、次の進化が楽しみになる。こんな画家はまれですよ。安らかな寝顔に接し、無念が込み上げるほどの喪失感に包まれています。

衆院議員、山本左近さん
 守男さんの突然の悲報に接し、大変驚くと同時に言葉が見つかりません。出会ってすぐ仲良くさせて頂きました。同郷というだけでなく、二人とも若い頃に夢を抱いて欧州に飛び込んで挑戦してきたという共通点があったからだと思います。世界を飛び回る中、「さわらび会」の文化祭に参加いただき、保育園児や障害者の皆さんとワークショップもしました。また五島のアトリエへも伺いました。世界のどこにいても、いつも温かく応援し続けてくれた守男さんには感謝しかありません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

豊川堂社長、髙須大輔さん
 僕の大好きな光の画家が光に召された。先週まで近況を報告し合い、来週は豊橋で食事をする予定だった。信じられなかった。訃報を聞き、会いに行った。とてもきれいで安らかだった。こんな僕のことを息子だと言い、さまざまな場面に立ち会わせてくれた。作品制作に入る時の鋭い眼差し、導かれるように描くワクワクしている表情、完成した時の喜び、そしていつもの無邪気な笑顔。話をすると、いつもそこには感謝の気持ちがあった。マエストロの称号にふさわしい、ピュアで、人を愛し、幸せを分け与える人柄そのものが絵に光を与えていると僕は感じた。志半ば、やり残したことはたくさんあったと思う。その志に僕たちが光を注いでいくことが恩返しだと思っている。松井画伯、愛しています。ありがとうございました。

県立豊橋東高校同窓会長、藤原俊男さん
 同窓会に大変ご貢献いただいた松井守男画伯の突然の訃報に接し、同窓生一同、非常に悲しく思う次第です。ロシア侵攻によるウクライナの悲惨な状況に心を痛め、現地に行って思いを絵に込めたいお気持ちもあったと耳にしています。絵を通して芸術文化に思いを寄せ、常日頃から愛と平和を子どもたちに託する気持ちを深く思われていた方だと受け止めております。心よりお悔やみ申し上げます。

県立豊橋東高校校長、木下勝義さん
 過去に本校で講演会した際に、生徒と一緒に写真を撮ってくれました。平和をテーマにして世界で活躍していた方だったので、もっともっと活躍してほしかった。松井さんに会って話をしたかったし、生徒にも話してほしかった。それがかなわず残念です。

豊橋日仏サロン副代表、中嶌秀樹さん
 豊橋日仏サロンの会員と旅した際、松井さんの親友の紹介でコルシカ島のアトリエを訪ねることができました。室内に掲げた巨大な作品を見ながら島の景色を眺め、夕暮れに映る光がとても印象的でした。巨匠などといわれても近寄りがたい雰囲気は感じさせず、よもやま話に花を咲かせる気さくな人柄を肌で感じました。さらなる活躍が楽しみだっただけに、訃報に接して驚きました。

豊橋市美術博物館学芸員、丸地加奈子さん
 2010年の夏に「松井守男回顧展」を開催し、初期からの画業を紹介いたしました。玄関ホールの天井から大作をつる際の期待に満ちたまなざしや、子どもたちと一緒に共同制作するワークショップでの楽し気な様子が思い出されます。常にバイタリティーにあふれ、過去の戦禍や社会情勢を憂いながら精力的に絵筆をとっておられただけに、大変驚きました。美術博物館に時折訪れる際の笑顔が忘れられません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

東愛知新聞社社長、原基修
松井守男さんの訃報に接し心よりお悔やみを申し上げます。松井さんにおかれましては、日頃より弊社にご理解賜り、東愛知サロン会の講師もお受けいただきました。
 どうかこれからは貴方の思うままに美しく「光」を当て、存分に描いてください。心よりご冥福をお祈りいたします。

 松井守男さんの突然の訃報に、地元の豊橋でも大きな衝撃が走った。ゆかりの人々が、追悼の声を寄せた。【取材班】

サーラコーポレーション社長兼サーラグループ代表・CEO、神野吾郎さん
 15年前の「ホテルアークリッシュ豊橋」開業準備時からのお付き合いです。画家として50年を超えるフランスでの活躍をふるさと豊橋を拠点に日本でも、と日仏でエネルギッシュに創作活動をされていたところでの訃報に、悲しさと寂しさで言葉もありません。地元豊橋、そして日本をこよなく愛していたのだと思います。ご冥福をお祈りいたします。

ホテルアークリッシュ豊橋総支配人、梅岡浩昭さん
 開業当初から15階クラブラウンジに季節ごとの新作を提供していただき、次の企画も進行中でした。近年の国内での再評価で自他ともに「今、もっとものっている」と実感していた矢先のことでした。創作活動には「やり遂げた」などの言葉はありません。常に進化の連続です。青の色使い一つとっても、鮮やかさや重さ、光り輝くブルーなど毎年変わり続けてきました。意欲や情熱は途絶えず、次の進化が楽しみになる。こんな画家はまれですよ。安らかな寝顔に接し、無念が込み上げるほどの喪失感に包まれています。

衆院議員、山本左近さん
 守男さんの突然の悲報に接し、大変驚くと同時に言葉が見つかりません。出会ってすぐ仲良くさせて頂きました。同郷というだけでなく、二人とも若い頃に夢を抱いて欧州に飛び込んで挑戦してきたという共通点があったからだと思います。世界を飛び回る中、「さわらび会」の文化祭に参加いただき、保育園児や障害者の皆さんとワークショップもしました。また五島のアトリエへも伺いました。世界のどこにいても、いつも温かく応援し続けてくれた守男さんには感謝しかありません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

豊川堂社長、髙須大輔さん
 僕の大好きな光の画家が光に召された。先週まで近況を報告し合い、来週は豊橋で食事をする予定だった。信じられなかった。訃報を聞き、会いに行った。とてもきれいで安らかだった。こんな僕のことを息子だと言い、さまざまな場面に立ち会わせてくれた。作品制作に入る時の鋭い眼差し、導かれるように描くワクワクしている表情、完成した時の喜び、そしていつもの無邪気な笑顔。話をすると、いつもそこには感謝の気持ちがあった。マエストロの称号にふさわしい、ピュアで、人を愛し、幸せを分け与える人柄そのものが絵に光を与えていると僕は感じた。志半ば、やり残したことはたくさんあったと思う。その志に僕たちが光を注いでいくことが恩返しだと思っている。松井画伯、愛しています。ありがとうございました。

県立豊橋東高校同窓会長、藤原俊男さん
 同窓会に大変ご貢献いただいた松井守男画伯の突然の訃報に接し、同窓生一同、非常に悲しく思う次第です。ロシア侵攻によるウクライナの悲惨な状況に心を痛め、現地に行って思いを絵に込めたいお気持ちもあったと耳にしています。絵を通して芸術文化に思いを寄せ、常日頃から愛と平和を子どもたちに託する気持ちを深く思われていた方だと受け止めております。心よりお悔やみ申し上げます。

県立豊橋東高校校長、木下勝義さん
 過去に本校で講演会した際に、生徒と一緒に写真を撮ってくれました。平和をテーマにして世界で活躍していた方だったので、もっともっと活躍してほしかった。松井さんに会って話をしたかったし、生徒にも話してほしかった。それがかなわず残念です。

豊橋日仏サロン副代表、中嶌秀樹さん
 豊橋日仏サロンの会員と旅した際、松井さんの親友の紹介でコルシカ島のアトリエを訪ねることができました。室内に掲げた巨大な作品を見ながら島の景色を眺め、夕暮れに映る光がとても印象的でした。巨匠などといわれても近寄りがたい雰囲気は感じさせず、よもやま話に花を咲かせる気さくな人柄を肌で感じました。さらなる活躍が楽しみだっただけに、訃報に接して驚きました。

豊橋市美術博物館学芸員、丸地加奈子さん
 2010年の夏に「松井守男回顧展」を開催し、初期からの画業を紹介いたしました。玄関ホールの天井から大作をつる際の期待に満ちたまなざしや、子どもたちと一緒に共同制作するワークショップでの楽し気な様子が思い出されます。常にバイタリティーにあふれ、過去の戦禍や社会情勢を憂いながら精力的に絵筆をとっておられただけに、大変驚きました。美術博物館に時折訪れる際の笑顔が忘れられません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

東愛知新聞社社長、原基修
松井守男さんの訃報に接し心よりお悔やみを申し上げます。松井さんにおかれましては、日頃より弊社にご理解賜り、東愛知サロン会の講師もお受けいただきました。
 どうかこれからは貴方の思うままに美しく「光」を当て、存分に描いてください。心よりご冥福をお祈りいたします。

松井さんの作品=ホテルアークリッシュ豊橋で
松井さんの作品=ホテルアークリッシュ豊橋で

カテゴリー:社会・経済

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