愛知大学同窓会の役員交代

　愛知大学同窓会の役員交代が５日にあり、新旧役員４人らが２１日、東愛知新聞社を訪れ、原基修社長と懇談した。原社長は愛大ＯＢ。
　新会長に就任したのは八木好郎さん（１９７２年卒、岐阜県瑞穂市）。４期８年会長だった土井義昭さん（60年卒、豊川市大木町）は顧問に就いた。
　八木さんは大学近くに下宿していた。学生運動が激しかった時期で、門がバリケードで閉鎖され、通学できないこともあった。この期は卒業式が開けず、卒業証書をもらっただけだったという。
　八木さんは、同窓会の人脈でビジネスの開拓につながった岐阜県の実例を挙げたうえで「同窓生の結束力をより高めることが使命」などと決意を語った。土井さんは８年を振り返り「同窓会の台湾支部を作ったことが思い出。全国にも支部があるが、今後の愛大が全国区の大学なのか、地方の一大学なのかは、これからにかかっている」と述べた。
　また同窓会副会長で豊橋支部長には豊橋市議の川原元則さんが就いた。前支部長の伊藤光男さんは支部顧問。
　同窓会は設立70周年を迎える。11月には名古屋キャンパスで周年の全国総会と祝賀会を予定している。
【山田一晶】