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開館前の図書館で映画ロケ

図書館に閉じ込められたシーン。カメラと音声(手前)も子どもたちが担った=田原市中央図書館で
図書館に閉じ込められたシーン。カメラと音声(手前)も子どもたちが担った=田原市中央図書館で

豊橋と田原の中高生

 豊橋市と田原市の中高生による「誰もいない図書館の中で映画を撮ろう!」は26日、田原市中央図書館で2日目の撮影と映像の編集作業があった。
 映像作家で愛知大学文学部メディア芸術専攻の上田謙太郎准教授の企画。前日は2班に分かれ、自分たちが撮る映画のシナリオを作り、カメラの使い方、音声の収録などを学び、実際に映画の一部を撮影した。
 この日は、開館前の図書館が舞台。午前8時に集合し、広い図書館をあちこち移動しながら、必要なカットを十数秒ずつ撮影していった。
 一つの班のシナリオは、外の遊具で遊んでいた4人の子どもが、図書館内にワープしてくる。館内を歩き回って仲間を見つけ、外に出ようとしたがドアは閉まっている。図書館の中にある仕掛けがあって…というストーリー。
 子どもたちは、交代でカメラと音声、演技を担当した。4人が一緒に演じる場面は愛大生がサポートした。1カットを撮り終わると、すぐに映像をチェック。開館前とはいっても、準備する職員が行き来している。人が映り込んだ場合は、何度もリテークした。
 もう1班は、パニックホラー映画。職員にお願いして電灯を消したり、悲鳴を上げてみせたりと、開館前ならではの撮影に取り組んだ。
 上田准教授によると、手取り足取りの指導はせず、どうしても足りない部分がある時のみアドバイスしている。「映画のセンスが優れた子もいう。個性を大切にしたい」と話していた。
 二つの班は午後から撮りためた映像を編集し、ストーリーに沿ってつなぎ合わせ上映した。
【山田一晶】

豊橋と田原の中高生

 豊橋市と田原市の中高生による「誰もいない図書館の中で映画を撮ろう!」は26日、田原市中央図書館で2日目の撮影と映像の編集作業があった。
 映像作家で愛知大学文学部メディア芸術専攻の上田謙太郎准教授の企画。前日は2班に分かれ、自分たちが撮る映画のシナリオを作り、カメラの使い方、音声の収録などを学び、実際に映画の一部を撮影した。
 この日は、開館前の図書館が舞台。午前8時に集合し、広い図書館をあちこち移動しながら、必要なカットを十数秒ずつ撮影していった。
 一つの班のシナリオは、外の遊具で遊んでいた4人の子どもが、図書館内にワープしてくる。館内を歩き回って仲間を見つけ、外に出ようとしたがドアは閉まっている。図書館の中にある仕掛けがあって…というストーリー。
 子どもたちは、交代でカメラと音声、演技を担当した。4人が一緒に演じる場面は愛大生がサポートした。1カットを撮り終わると、すぐに映像をチェック。開館前とはいっても、準備する職員が行き来している。人が映り込んだ場合は、何度もリテークした。
 もう1班は、パニックホラー映画。職員にお願いして電灯を消したり、悲鳴を上げてみせたりと、開館前ならではの撮影に取り組んだ。
 上田准教授によると、手取り足取りの指導はせず、どうしても足りない部分がある時のみアドバイスしている。「映画のセンスが優れた子もいう。個性を大切にしたい」と話していた。
 二つの班は午後から撮りためた映像を編集し、ストーリーに沿ってつなぎ合わせ上映した。
【山田一晶】

図書館に閉じ込められたシーン。カメラと音声(手前)も子どもたちが担った=田原市中央図書館で
図書館に閉じ込められたシーン。カメラと音声(手前)も子どもたちが担った=田原市中央図書館で

カテゴリー:社会・経済

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