小坂井がコールド勝ちで3回戦へ 高校野球愛知大会

　「第１０４回全国高等学校野球選手権愛知大会」は10日、大会４日目を迎えた。１～２回戦27試合を予定していたが、各地で荒天のため、小牧球場の豊橋南－名経大高蔵が前日に続いて中止となったほか、刈谷球場の福江－岩津、岡崎球場の成章－名古屋市工など15試合が中止となった。
　東三河勢は、岡崎球場で２試合が成立した。小坂井は第２試合で名古屋大谷と対戦。一回、２単打に３犠飛で２点を先制。四回にも３長短打で２点を加点。そして六回、長短打とスクイズなどで３点を加え、コールド勝ちした。２安打１打点の岩村が投げては７回を散発３安打に抑え、ピンチらしいピンチもなく零封した。
　同じ球場の第１試合は豊橋商が一宮起工に挑んだ。先発の辻は一回に２三振を奪って好調な立ち上がりを見せたものの、二回に粘られたうえで中前打を許して１失点。七回からは森島、佐々木と継投したがさらに２点を失った。打線は７回まで完全に抑えられていたが、八回に３四球と失策で１点を返した。九回も１死二塁と粘ったが及ばなかった。
【取材班】

　10日の結果
▽２回戦
○…岡崎…○
豊橋商
０００００００１０｜１
０１１０００２０Ｘ｜４
一宮起工
（豊）辻、森島、佐々木－清水（一）藤村、野口－勇

名古屋大谷
０００００００　｜０
２００２００３Ｘ｜７
小坂井
（七回コールド）
（名）中川－服部（小）岩村－戸田