田原で県文化協会連合会が東三河部の芸能大会

　県文化協会連合会は10日、東三河部の芸能大会を田原市の田原文化会館で開いた。毎年、東三河５市と設楽町の文化協会が持ち回りで開催している。
　開会式で県文連東三河部の中村達会長が「新型コロナの感染拡大防止のため、心の中で喝采をお願いいたします」とあいさつ。市文化協会の山本達夫会長は「今日の大会を契機に、ますますの発展を」と開催を喜んだ。大村秀章知事や山下政良市長、衆院議員の根本幸典氏と今枝宗一郎氏も駆けつけ、地域の文化隆盛を祝った。
　式典後は田原市文化協会「渥美昭武舘」の剣武「将に東遊せんとして壁に題す」に始まり、「悠雲会」の箏曲「千代の影」、新城市文化協会「新城フラダンス愛好会」のフラダンス「クウプア　パカラナ」のほか、蒲郡市文化協会「蒲郡雅楽倶楽部」の雅楽演舞「神楽舞」「童舞」など、各文化協会所属の団体が日頃の稽古の成果を披露した。演目が一つ終わるたび、盛大な拍手が起きた。【岸侑輝】