豊橋で本場タイ料理の教室

　タイ人シェフによる料理教室が、豊橋市駅前大通２の「エムキャンパス」で開かれた。
　タイ料理の奥深さや同国の魅力を知ってもらおうと、フードコメンテーターのイティチャイ・ベンジャサナソンバット（ビッグ）さんや訪日ツアーを開催する東後直子さんらが企画。チェンマイのレストランでオーナーシェフのパーヌポン・ブンスゥワン（ブラック）さんが講師を務めた。
　献立は「カオソイガイ」（カレーヌードル）、「カオマンガイ」（チキンのスープで炊いたライス）、「ラープムー」（スパイスを使ったひき肉サラダ）、「カスタードパンプキン」（かぼちゃとカスタードのケーキ）の４品。全て東三河の食材が使われている。シェフは「どれも家庭で作れる。調味料はレシピよりも少なめがお勧め」と話した。タイ料理を初めて見た人、スマートフォンで料理を撮影する人もいた。
　豊橋市往完町の森田貢子さん（52）は「辛いイメージだったが、だしで煮込むなど繊細で統一感のある料理だと知った」と話した。
【北川壱暉】