蒲郡市健康づくり推進優良事業所を表彰

　蒲郡市は24日、市内の社員の健康づくりや働き方改革を実践している３事業所を表彰した。
　２０１６年９月に全国健康保険協会愛知支部と市が「蒲郡市民の健康づくりの推進に向けた包括的事業連携に関する協定」を結び、17年から商工会議所と協働して「企業の健康宣言Ｗチャレンジ宣言」を実施している。そして、18年からは宣言した事業所の中から「健康づくり推進優良事業所」として、市と協会けんぽが協同で表彰している。
　総合建設業の「鈴中工業」（元町）と衣料や軽寝具などの製造卸をする「森菊」（旭町）、インターネット専用レンタルドレスショップを運営する「ミスコンシャス」（大塚町）が認定された。
　鈴中工業の鈴木康仁社長は「社員の声を聞きながら取り組みを進め、安心して働ける企業にしていきたい」と話した。森菊の市川喜英社長は「社員が健康でないと、良いアイディアが生まれず、良い仕事ができないと考えています」と述べた。ミスコンシャスの小山絵実社長は「スタッフ全員の心と体の健康や、ゆとりを重要視して『残業ゼロ』『有休休暇の全消化』が当たり前という意識を持って、トップとして内外を発信し続けることが大事だと思います」話した。
【林大二朗】