コロナ新規陽性者 県内239人、豊橋は10人

　県は23日、新たに２３９人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。４日ぶりに２００人台となった。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が95人、名古屋市が１１４人、豊橋市が10人、岡崎市が６人、豊田市が10人。豊橋市は20代男性と、以下すべて女性で20代１、30代２、50代１、60代１、70代１、80代１、90代１。７人はすでに陽性と判明している人の濃厚接触者だった。また、市内の医療機関で発生しているクラスターで、市は23日に69人を検査したが、いずれも陰性だったと発表した。
　また豊川市は23日、クラスター（感染者集団）が発生している市民病院で患者３人と職員３人に検査をした結果、50代の女性看護師が陽性となったと発表した。
　一方、22日に陽性と発表された１９０人の地域別内訳は、名古屋市が91人。東三河は豊橋市の５人のほか、豊川市が20代女性、30代と40代の男女各１人、60代男性。他に蒲郡市と新城市の40代男性、田原市の20代男性２人がそれぞれ陽性となった。３市の10人中７人は濃厚接触者。
　１９０人の年代別内訳は20代が40人、40代が35人、30代が27人、50代が26人など。
　10月21日から12月22日までの「第３波」の陽性者数は８６４２人となった。年代別では、70歳以上が14・０％。感染経路不明は45・２％となっている。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・７％。死者は６人増えて１７４人となった。第３波の約２カ月で82人が亡くなっている。
　22日現在の入院は５１８人、入院調整は12人、軽症か無症状の人向けの施設入所２２４人、自宅療養は１２１９人。
【山田一晶】