コロナ新規陽性者 県内305人、豊橋は17人

　県は30日、３０５人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染１人含む。３００人台は４日連続となった。ただ、重症者用に確保した病床の使用率は70・５％と高い水準にあり、厳しい状況が続いている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が１２７人（再感染１）、名古屋市が１２９人、豊橋市が17人、岡崎市が８人、一宮市が15人、豊田市が９人。
　一方、29日に陽性と発表された３４７人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が18人（10代男性１、10代女性２、20代男性２、20代女性１、30代男性１、30代女性３、40代男女各２、50代男性１、60代男性１、70代女性１、80代女性１）▽豊川市が５人（10歳未満男児１、20代女性２、30代男性１、50代女性１）▽蒲郡市が30代男性１▽田原市が４人（10代男性１、20代男性１、30代男性１、40代男性１）－だった。東三河計28人の陽性者のうち、感染経路不明者は13人。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は３８４・７人、陽性率は９・１％、入院患者は１０１８・１人、入院患者のうち重症者は96・０人、新規陽性者のうちの高齢者は52・４人となっており、陽性率が「厳重警戒」のほかは「危険」領域にある。
　29日現在の確保病床入院は９３６人、入院調整は８人、施設入所は４１１人、自宅療養は３６２５人。
【山田一晶】