鉄道開業150年イベント 20日からホテルアソシア豊橋

　今年は鉄道開業１５０年。豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」は20日から、複数の鉄道イベントを始める。マニアだけでなく、家族でも楽しめる内容になっている。
　第１弾は、縦５㍍、横３㍍の大型ジオラマ。ホテル１階ロビーに展示される。日本の四季に囲まれた山間部や都市部、イベント会場など人々の集う景色を、１５０分の１スケールで再現した。この間を10両編成のリニアの模型が浮上走行する。
　第２弾は、東海道新幹線の食堂車（１９７５～２０００年）で出された懐かしの料理の提供。当時のレシピを元に、洋食料理長の羽田野久雄氏が再現した。１階ロビーラウンジ「シーナリー」で。
　メニューは「ビーフカレーセット（２２００円）」「エビフライ　レモンとタルタルソース添え（２６００円）」「ハンバーグステーキ　フォレスト風（同）」「ポークカツレツ　ミラノ風（同）」。カレーとエビフライは９月19日まで。ハンバーグステーキは８月21日まで。ポークカツレツは８月22日から９月19日まで。
　第３弾は、鉄道のおもちゃ「プラレール」や「リニア・鉄道館」（名古屋市港区）の貴重な収蔵資料を展示する「あつまれ鉄道キッズ！見て！食べて！楽しむ！アソシア鉄道フェス」。５階宴会場が会場。
　８月11～12日。午前11時から午後０時45分と午後１時15分から午後３時の２部制で各回定員１００人。料金は大人５０００円、シニア４０００円、小中学生２５００円、幼児１０００円。
　「見て！」のプラレールのジオラマは縦横各５㍍。製造元の「タカラトミー」が全面協力する。「リニア・鉄道館」の収蔵品はヘッドマークや駅名標、行き先標など。初代新幹線０系の最終運行列車の「鼻」も展示する。「食べて！」は新幹線停車駅のご当地グルメを用意する。地元は「豊橋カレーうどん」「稲荷ずし」。静岡の「富士宮風焼きそば」、名古屋のみそカツ、手羽先、新横浜のシューマイなどが楽しめる。また、新幹線の食堂車メニューも会場で食べられるほか、ホテルの料理全25種類が食べ放題となる。
【山田一晶】