豊橋福岡小でフェニックスの2選手が出前授業

　プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」の太田敦也選手と金丸晃輔選手が19日、豊橋市立福岡小学校６年生の特別授業に参加した。スポーツ選手としての活動を伝えたほか、ミニゲームで交流した。
　チームは今年度、豊橋市教育委員会の「まちづくり出前講座」に協力しており、福岡小が初回となった。豊川市出身の太田選手は高校時代は千葉県で下宿していた。「日本一になりたかったので県外の高校に進学した。自分で掃除や洗濯を続け、親のありがたみを知った」と語った。プロ選手になった理由は「支えてくれた人にプレーで恩返ししたいと考えた」と説明した。
　今季新加入の金丸選手は「自分がやって楽しいことを続けたいとバスケットを選んだ。プロになってから練習やプレーのレベルをさらに上げようと意識しました」と述べた。
　続いて選手１人に児童５人で挑んでボールを奪うゲームでは、金丸選手がドリブルで児童の守備をかわす技術を見せた。コートの半分を使ったミニゲームでは２㍍６㌢の太田選手が児童のシュートをゴール下でブロックした。
　金丸選手は「地域をはじめ多くのファンの期待に応えられるよう勝利を重ねて優勝したい」と意気込みを語った。【安藤聡】