竹島水族館周辺で観光まちづくり社会実験

　蒲郡市観光まちづくり課は７日、竹島町の竹島水族館周辺の広場と駐車場で新たな魅力の創出を図る社会実験「竹島ストリート」を開いた。２月６日まで。
　水族館周辺は竹島や土産店街「竹島パルク」などがあったため、市内外から多くの人が訪れる。これまで観光の中心地としての役割を担ってきた。
　しかし、竹島パルクが老朽化により昨年５月に閉館。その後、観光客や市場調査で「土産を買いたい」などの意見が多く寄せられた。
　市は観光地活性化と新たな魅力の創出をと、水族館前広場の「エリカの泉跡地」と竹島パルク正面の駐車場で社会実験を企画した。12月に出店者を募集し、今回、飲食や物販など計26店舗が日替わりで出店する。
　７日は６店舗が参加。テントやキッチンカーでフランクフルトや地元のミカンを使ったジュースなどを販売した。水族館や竹島を訪れる家族連れが足を運んだ。
　観光まちづくり課の朝倉隆博さんは「蒲郡の代表的な観光地を一つなので、社会実験を通して周辺を盛り上げていきたい」と話した。出店は午前９時から午後５時。
【林大二朗】