とよはし☆ロボコンズが駅でPR

　豊橋技術科学大学ロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」が４日、豊橋駅自由連絡通路で活動をＰＲするイベントを開いた。ロボットの展示や操縦体験を通じ、活動成果や地元企業の技術力を紹介する。５日まで。
　同好会は「ＮＨＫ学生ロボットコンテスト」で最多優勝を誇り、昨年は世界大会に出場するなど学生ロボコン界の強豪で知られる。ロボコン活動の成果や地元企業との産学連携による取り組みを広めようと、イベントを企画したという。
　ミニロボットの操縦体験では、ラジコン式のアーム付きロボットで空き缶を運ぶゲームが楽しめる。展示ブースには昨年と２０２０年の学生世界大会へ出場したロボットを紹介。昨年のロボットは、ボールをつかむアームにファンの吸引力を応用する独創的なアイデアで話題をさらった。
　大前歩さんは「子どもらにエンジニアへの興味を深めてもらい、多くの市民に産学連携の成果や地元企業の技術力を広めたい。豊橋市や東三河から世界に向けてアピールしたい」と語った。
【加藤広宣】