鳳来総合支所新庁舎完成で新城市が式典

　新城市が長篠に建設していた鳳来総合支所新庁舎が完成した。23日に式があり、下江洋行市長らが出席して完工を祝った。５月８日に供用開始予定。
　現在の建物から国道１５１号を挟んだ北側の第１駐車場と鳳来保健センター駐車場に建設した。２０２１年12月に着工、鉄骨造平屋建て約１３５０平方㍍。執務室のほか、現在の開発センター機能を含んだ「市民センターほうらい」があり、三つの集会室がある。駐車場は計94台。
　神事の後、下江市長は「新しい庁舎を地域の中心核として、住みよい地域づくりに努めます」とあいさつした。
　鳳来総合支所は現庁舎（１９７０年建設）と旧総合庁舎（57年）、市開発センター（74年）の３施設からなる。現庁舎は２００１年度に耐震工事をしたものの、老朽化が進んでいる。旧庁舎とセンターは耐震化していない。そこで18年度に新築計画を策定した。
　新城市と、鳳来町、作手村の合併は05年で、各地区の庁舎を建て替えてきた。作手総合支所は15年４月、市役所本庁舎は18年５月に供用開始している。
【安藤聡】