東三河の金融機関が入庫、入組式

　東三河に本社のある企業なども３日、新社会人を迎え入れる式を開いた。初々しいスーツ姿の若人たちが、緊張した面持ちで臨んだ。

蒲郡信金

　蒲郡信用金庫は、本店で入庫式を開いた。新入職員40人（総合職26人、一般職14人）が式に臨んだ。
　竹田知史理事長は「今年は創立75年の節目。未来の蒲郡信金の大きな財産として、期待しています」とあいさつした。
　新入職員代表の鈴木慎斗さんは「利用者との信頼関係を築き、地域の素晴らしい魅力や産業の発展につながるよう、最大限努力します」と誓いの言葉を述べた。
　蒲郡信金は新入職員に対し、基礎知識や技能習得に向けた研修を予定している。
【林大二朗】

豊橋信金

　豊橋信用金庫は豊橋市岩田町の研修会館で辞令交付式を開いた。新入職員は男性11人、女性15人。
　山口進理事長は式で入庫を祝福した後「仕事に対する覚悟や信金職員としての倫理観を持ち、常に誠実な気持ちを持って臨んでほしい」「つらいこともあると思うが、役職員一同でサポートするので乗り越えてほしい」「30年、40年と仕事をしていく。成長しつつ、感謝できる人間になって」などと呼びかけた。
　14日まで、豊橋信金職員としての心構えや常識などを学び、使命と役割を認識し、業務の概要や知識を身につける研修を受ける。
【山田一晶】

豊川信金

　豊川信用金庫は、研修センターで入庫式を開いた。新入職員38人が式に臨んだ。
　真田光彦理事長は「昨年度は創立85周年でした。１００周年を迎える時は、皆さんが主力になります。人格と能力を磨いて一人前の金融のプロになってください」と激励した。
　新入職員代表は「世の中が大きく変化する中、自身が変化に対応し、何事にも積極的に取り組みます。初心を忘れず、顧客の期待に応えることができる職員になります」と誓った。
【竹下貴信】

豊橋商工信組

　豊橋商工信用組合は、本店で入組式を開いた。新入職員５人が式に臨んだ。
　中村勝彦理事長は「皆さんの成長や活躍が、組合の成長につながる。若い感性を存分に発揮して、先輩や上司を刺激してほしい」と述べた。
　新入職員代表の岩澤佳世さんは「１日も早く職責を果たすことができるよう自己の成長に励みます。皆さんとのご縁をつなぎ、地域に役立つ金融機関の職員となるよう努力します」と誓った。
　５月９日まで本部研修。10日から支店に配属される。
【竹下貴信】