のんほいパーク、来園客増へ積極投資
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は 入園者数増をねらい、総額約2億円の設備投資を行う。人気のサーバルは専用施設を整備し、ゾウは休憩所を兼ねた建物を新設する。情報化に伴う利便性向上など、来場者増に向けた受け入れ態勢の強化も図る。
人気のネコ科動物サーバルは4月に神戸市の動物園から雄の「しょう」が来園し、現在は雌「ステル」とのペアリングも計画中だ。一緒に住めるよう、現在の夜行性動物館から、獣舎や放飼場などを備えた専用施設へ移すことにしている。
園では「人気動物なので展示効果で集客への呼び水になるのでは。動物福祉の面でも、野生と同じ屋外で暮らせるのはいいこと」と説明する。
アジアゾウは2年前から群れ飼育が始まり、園でもトップクラスの人気を誇る。今年度はプールに面した芝生広場「ゾウが見える丘」付近に休憩所を新設する。動物資料館近くの見晴らしのいい場所に休憩所を備えた建物を新築する。
プールが見える位置をテラスのような休憩所とし、屋内には小中学生の校外学習や動物教室に使える部屋も置く。
さらに園内の西エリアを中心に無料WiFi(ワイファイ)を整え、課題だった通信環境の改善を図る。公式SNSは現在、ツイッターが約3万9000人、インスタグラムが1万4000人のフォロワーを抱える。
西エリアは「なかよし牧場」や、アジアゾウの施設などが集まる。来園者らがリアルタイムで投稿する機会も増え、インターネット上での拡散も期待できる。
入園券のキャッシュレス化も導入する。事前に購入できるウェブチケットにより、ゴールデンウイークや秋の行楽シーズンなど繁忙期の混雑緩和にもつなげる。
のんほいパークは2022年度に年間入園者数が開園から初めて100万人を超え、113万人余りを記録した。今年度は1億9300万円を投じ、展示内容の充実とともに、情報化による円滑な増員対応も進める。
【加藤広宣】
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は 入園者数増をねらい、総額約2億円の設備投資を行う。人気のサーバルは専用施設を整備し、ゾウは休憩所を兼ねた建物を新設する。情報化に伴う利便性向上など、来場者増に向けた受け入れ態勢の強化も図る。
人気のネコ科動物サーバルは4月に神戸市の動物園から雄の「しょう」が来園し、現在は雌「ステル」とのペアリングも計画中だ。一緒に住めるよう、現在の夜行性動物館から、獣舎や放飼場などを備えた専用施設へ移すことにしている。
園では「人気動物なので展示効果で集客への呼び水になるのでは。動物福祉の面でも、野生と同じ屋外で暮らせるのはいいこと」と説明する。
アジアゾウは2年前から群れ飼育が始まり、園でもトップクラスの人気を誇る。今年度はプールに面した芝生広場「ゾウが見える丘」付近に休憩所を新設する。動物資料館近くの見晴らしのいい場所に休憩所を備えた建物を新築する。
プールが見える位置をテラスのような休憩所とし、屋内には小中学生の校外学習や動物教室に使える部屋も置く。
さらに園内の西エリアを中心に無料WiFi(ワイファイ)を整え、課題だった通信環境の改善を図る。公式SNSは現在、ツイッターが約3万9000人、インスタグラムが1万4000人のフォロワーを抱える。
西エリアは「なかよし牧場」や、アジアゾウの施設などが集まる。来園者らがリアルタイムで投稿する機会も増え、インターネット上での拡散も期待できる。
入園券のキャッシュレス化も導入する。事前に購入できるウェブチケットにより、ゴールデンウイークや秋の行楽シーズンなど繁忙期の混雑緩和にもつなげる。
のんほいパークは2022年度に年間入園者数が開園から初めて100万人を超え、113万人余りを記録した。今年度は1億9300万円を投じ、展示内容の充実とともに、情報化による円滑な増員対応も進める。
【加藤広宣】