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海陽学園で米の高校生と交流会

東アジア情勢についてディスカッションする日米の生徒=海陽学園で
東アジア情勢についてディスカッションする日米の生徒=海陽学園で

 蒲郡市の海陽学園の生徒と、米テキサス州サンアントニオ市の高校生5人が13日、校内で交流会を開いた。
 サンアントニオ市に本部を置く白根直子記念財団の国際交流プログラム。財団はテキサス日本事務所の創設者として日米関係に尽くした白根直子氏(2013年没)を顕彰する目的で、トヨタ自動車テキサス工場現地サプライヤー企業各社の拠出により設立された。
 海陽学園の生徒は2021年から同州の高校生とオンラインで交流してきた。今年は財団が人材育成を目的に書類と面接で選抜した5人が来日。2週間にわたり全国各地の教育機関やトヨタ工場などを訪問している。学園生徒との交流会はその一環。
 この日、5人は校内の施設や授業風景など見学したほか、生徒と一緒に昼食をとり、日米の文化の違いや互いの国が抱える社会問題を話し合った。
 その後、ディスカッション形式の授業に参加した。「東アジアを取り巻く国際情勢」がテーマ。日米の生徒はウクライナ情勢を例に、中国と台湾の情勢や日米同盟、核兵器などについて意見を出し合った。鈴木寿明市長が表敬訪問し、5人と財団のビクター・ミラモンテス副会長らに蒲郡の観光をPRした。
 プログラムに参加したロナルド・レーガン高校のグロリア・クナピリさん(18)は「日本の教育システムや学園のことが知ることができて楽しかった」と笑顔で話した。
 ガイドした堀家彰悟さん(18)は「英語で説明することの難しさを実感しました。もっと英語を話せるようになって米国に行きたい」と述べた。
【林大二朗】

 蒲郡市の海陽学園の生徒と、米テキサス州サンアントニオ市の高校生5人が13日、校内で交流会を開いた。
 サンアントニオ市に本部を置く白根直子記念財団の国際交流プログラム。財団はテキサス日本事務所の創設者として日米関係に尽くした白根直子氏(2013年没)を顕彰する目的で、トヨタ自動車テキサス工場現地サプライヤー企業各社の拠出により設立された。
 海陽学園の生徒は2021年から同州の高校生とオンラインで交流してきた。今年は財団が人材育成を目的に書類と面接で選抜した5人が来日。2週間にわたり全国各地の教育機関やトヨタ工場などを訪問している。学園生徒との交流会はその一環。
 この日、5人は校内の施設や授業風景など見学したほか、生徒と一緒に昼食をとり、日米の文化の違いや互いの国が抱える社会問題を話し合った。
 その後、ディスカッション形式の授業に参加した。「東アジアを取り巻く国際情勢」がテーマ。日米の生徒はウクライナ情勢を例に、中国と台湾の情勢や日米同盟、核兵器などについて意見を出し合った。鈴木寿明市長が表敬訪問し、5人と財団のビクター・ミラモンテス副会長らに蒲郡の観光をPRした。
 プログラムに参加したロナルド・レーガン高校のグロリア・クナピリさん(18)は「日本の教育システムや学園のことが知ることができて楽しかった」と笑顔で話した。
 ガイドした堀家彰悟さん(18)は「英語で説明することの難しさを実感しました。もっと英語を話せるようになって米国に行きたい」と述べた。
【林大二朗】

東アジア情勢についてディスカッションする日米の生徒=海陽学園で
東アジア情勢についてディスカッションする日米の生徒=海陽学園で

カテゴリー:社会・経済

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