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豊橋の鷹丘校区で「トヨッキー・サマースクール」

和太鼓を体験する子どもたち=鷹丘小学校で
和太鼓を体験する子どもたち=鷹丘小学校で

 豊橋市の鷹丘校区で26日、「トヨッキー・サマースクール」が始まった。市立鷹丘小学校を会場とする計5日間の日程で、校区の児童が中高生を含む地域のボランティアの世話で勉強したり、部活動の体験をしたりする。夏休み中の子どもたちを支援し、将来は地域で子ども食堂を含むコミュニティースクールの立ち上げを視野に入れた活動だ。
 PTAや保護司、民生委員、老人会、社会教育委員などで構成するコミュニティー委員会を中心としたサマースクール実行委員会の主催。昨夏から始め、今回で3回目。初回は参加児童7人でスタートしたが、昨年の冬休みの第2回では67人、今回は100人にまで増えた。
 地元の東陵中、桜丘高生徒と地域在住の元教員らが教師となり、学校の宿題や指定教材で勉強に励む。最初は勉強のみだったが、前回から部活動体験の時間も作った。今年は桜丘高校の協力で和太鼓やバスケットボール、ダンス体験をするほか、初めて6年の希望児童による調理実習を兼ねた昼食の時間も企画した。中高生に声をかけたのは、コミュニティースクールへの派遣を念頭に置いたため。昼食の時間を設けたのは、現在校区にない子ども食堂への思いからだ。
 初日は40~45分の学習時間2コマと和太鼓体験があった。子どもたちは交代でバチを握り、高校生のおにいさん、おねえさんに教わりながら笑顔で太鼓をたたいた。また昼食では、6年生が学習の前に非常用炊飯袋で炊いた米と実行委員らの作ったカレーを保護者とともに味わった。
 「いつも通っている学校で、普段できないことをする貴重な体験。地域の方も通学を見守ってくれた。できれば今後も続けたい」とサマースクール校長で忠興町自治会長の鈴木良彰さん。コミュニティー委員長の鬼頭伸夫さんは「地域ぐるみで放課後活動を支援する契機としたい。冬に開く際は、地域の人も昼食に招きたい」と話した。
【田中博子】

 豊橋市の鷹丘校区で26日、「トヨッキー・サマースクール」が始まった。市立鷹丘小学校を会場とする計5日間の日程で、校区の児童が中高生を含む地域のボランティアの世話で勉強したり、部活動の体験をしたりする。夏休み中の子どもたちを支援し、将来は地域で子ども食堂を含むコミュニティースクールの立ち上げを視野に入れた活動だ。
 PTAや保護司、民生委員、老人会、社会教育委員などで構成するコミュニティー委員会を中心としたサマースクール実行委員会の主催。昨夏から始め、今回で3回目。初回は参加児童7人でスタートしたが、昨年の冬休みの第2回では67人、今回は100人にまで増えた。
 地元の東陵中、桜丘高生徒と地域在住の元教員らが教師となり、学校の宿題や指定教材で勉強に励む。最初は勉強のみだったが、前回から部活動体験の時間も作った。今年は桜丘高校の協力で和太鼓やバスケットボール、ダンス体験をするほか、初めて6年の希望児童による調理実習を兼ねた昼食の時間も企画した。中高生に声をかけたのは、コミュニティースクールへの派遣を念頭に置いたため。昼食の時間を設けたのは、現在校区にない子ども食堂への思いからだ。
 初日は40~45分の学習時間2コマと和太鼓体験があった。子どもたちは交代でバチを握り、高校生のおにいさん、おねえさんに教わりながら笑顔で太鼓をたたいた。また昼食では、6年生が学習の前に非常用炊飯袋で炊いた米と実行委員らの作ったカレーを保護者とともに味わった。
 「いつも通っている学校で、普段できないことをする貴重な体験。地域の方も通学を見守ってくれた。できれば今後も続けたい」とサマースクール校長で忠興町自治会長の鈴木良彰さん。コミュニティー委員長の鬼頭伸夫さんは「地域ぐるみで放課後活動を支援する契機としたい。冬に開く際は、地域の人も昼食に招きたい」と話した。
【田中博子】

和太鼓を体験する子どもたち=鷹丘小学校で
和太鼓を体験する子どもたち=鷹丘小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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