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ここにこ市電シミュレーター体験

カテゴリー:イベント

今泉さんの手ほどきで市電の運転を体験する子ども=ここにこで
今泉さんの手ほどきで市電の運転を体験する子ども=ここにこで

 「市電」の愛称で親しまれる豊橋鉄道市内線の疑似運転を楽しめる「市電シミュレーター」を使った運転士体験イベントが2日、豊橋市松葉町3の「こども未来館ここにこ」であった。車内では見られない景色を眺めつつ、ベテラン運転士から運転のこつを学んだ。
 シミュレーターは昨年12月、システム障害の補修を機にモニターやスピーカーを新調した。機材の購入費約200万円はクラウドファンディングで調達した。
 プロの市電運転士から学び、将来の仕事を考えるきっかけ作りとして豊橋鉄道の協力で企画した。小学生以下の9組12人が、駅前電停から市役所前電停の区間で疑似体験を楽しんだ。
 運転歴40年の「レジェンド」といわれる今泉隆優さん(64)から、ハンドル替わりのレバーの操作や信号の判別などアドバイスを受けた。
 子どもらは、路面電車の発車を示す黄色い矢印信号に戸惑ったり、国道259号から1号へ合流する急カーブでの舵取りに苦戦しつつ、普段は見られない車窓からの景色を眺めて興奮した様子だった。
 豊川市からきた石黒志郁さん(5)と珠々佳さん(3)は「市電にはまだ乗ったことがない。線路の上を走っているのに驚いた」と喜んだ。
 石黒さんは「運転は信号を守る基本が大切。これまで数多くの後輩を指導したが、参加者から未来の運転士が現れるのが楽しみ」と期待した。
【加藤広宣】

 「市電」の愛称で親しまれる豊橋鉄道市内線の疑似運転を楽しめる「市電シミュレーター」を使った運転士体験イベントが2日、豊橋市松葉町3の「こども未来館ここにこ」であった。車内では見られない景色を眺めつつ、ベテラン運転士から運転のこつを学んだ。
 シミュレーターは昨年12月、システム障害の補修を機にモニターやスピーカーを新調した。機材の購入費約200万円はクラウドファンディングで調達した。
 プロの市電運転士から学び、将来の仕事を考えるきっかけ作りとして豊橋鉄道の協力で企画した。小学生以下の9組12人が、駅前電停から市役所前電停の区間で疑似体験を楽しんだ。
 運転歴40年の「レジェンド」といわれる今泉隆優さん(64)から、ハンドル替わりのレバーの操作や信号の判別などアドバイスを受けた。
 子どもらは、路面電車の発車を示す黄色い矢印信号に戸惑ったり、国道259号から1号へ合流する急カーブでの舵取りに苦戦しつつ、普段は見られない車窓からの景色を眺めて興奮した様子だった。
 豊川市からきた石黒志郁さん(5)と珠々佳さん(3)は「市電にはまだ乗ったことがない。線路の上を走っているのに驚いた」と喜んだ。
 石黒さんは「運転は信号を守る基本が大切。これまで数多くの後輩を指導したが、参加者から未来の運転士が現れるのが楽しみ」と期待した。
【加藤広宣】

今泉さんの手ほどきで市電の運転を体験する子ども=ここにこで
今泉さんの手ほどきで市電の運転を体験する子ども=ここにこで

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