豊川に地域活動支援センター「ミント」がオープン

　豊川市八幡町に地域活動支援センター「ミント」がオープンした。精神障害者の社会復帰の第一歩を支援する。
　「ベリー訪問看護ステーション」を運営する「ドロップス」の新たな施設。代表の岩間美紀さんが訪問看護をする中で、次のステップに進むための施設が必要と強く感じて開所した。
　豊川、新城の両市で暮らす精神障害者が気軽に立ち寄れる通所型施設。レクリエーション、創作活動、グループ活動、季節の行事、料理教室などをする。さまざまな活動の中で、コミュニケーションのコツを学び、社会性を高める。
　スタッフは精神科病院での経験が豊富な看護職員がそろっている。利用者に寄り添い、居心地のよい場所づくりに尽力する。外に出るきっかけにし、体調や生活リズムを整え、仲間と楽しく過ごすことにつなげる。
　岩間さんは「訪問看護の中で、家の外へ出ることが難しい方が多いと実感しました。皆さんが気軽に利用できる施設です」と話す。
　午前９時～午後４時15分、日曜休みで土曜は不定休。問い合わせは、ミント（０５３３・80・２８２０）へ。
【竹下貴信】