3年連続で県全体の地価上昇

　県は19日、７月１日を基準日とした地価調査の結果を発表した。県全体では住宅地、商業地が３年連続で上昇し、上昇幅を拡大した。東三河では住宅地は横ばい、商業地は上昇した。
　地域別では、住宅地は名古屋市、尾張、知多、西三河が上昇した。商業地は全地域が上昇した。
　県の平均変動率は、住宅地はプラス２・１％（前年プラス１・５％）、商業地はプラス３・４％（同プラス２・３％）。東三河は、住宅地は０・０％（同マイナス０・１％）、商業地はプラス１・０％（同プラス０・５％）になった。
　市町村別では、住宅地は豊橋市はプラス０・５％（同プラス０・３％）、豊川市はマイナス０・１％（同マイナス０・２％）、蒲郡市はマイナス０・５％（同マイナス０・５％）、新城市はマイナス０・８％（同マイナス１・３％）、田原市はマイナス０・８％（同マイナス０・９％）、設楽町はマイナス０・４％（同マイナス０・８％）、東栄町はマイナス１・１％（同マイナス１・６％）、豊根村はマイナス１・５％（同マイナス２・０％）と、豊橋市を除き下落が続く傾向は変わらなかった。
　一方で商業地は豊橋市はプラス２・５％（同プラス１・８％）、豊川市は０・０％（同マイナス０・２％）、蒲郡市はマイナス０・３％（同マイナス０・６％）、新城市はマイナス１・０％（同マイナス３・１％）、田原市はマイナス０・７％（同マイナス０・３％）だった。
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　東三河の市町村の平均地価（１平方㍍当たり）は次の通り。
　【住宅地】豊橋市＝７万８５００円▽豊川市＝６万７６００円▽蒲郡市＝６万５０００円▽新城市＝２万７１００円▽田原市＝２万６９００円▽設楽町＝８１００円▽東栄町＝１万３００円▽豊根村＝３７００円
　【商業地】豊橋市＝19万９４００円▽豊川市＝９万５８００円▽蒲郡市＝８万６７００円▽新城市＝５万２００円▽田原市＝６万３２００円▽設楽町＝２万４６００円▽東栄町、豊根村＝調査地点なし
【山田一晶】