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豊橋・望月さん手掛けた「不惑の一棟」受賞

不惑の一棟(提供)
不惑の一棟(提供)

「すまいる愛知住宅賞」で栄誉

 「愛知ゆとりある住まい推進協議会」が募集した第34回「すまいる愛知住宅賞」の受賞作品が決まった。豊橋市の「望月建築設計室」の望月成高さんが手掛けた「不惑の一棟」(豊川市)が「県住宅供給公社理事長賞・県森林協会長賞」に選ばれた。
 2018年4月以降に県内で完成し、現に居住している住宅を対象に募集した。26件の応募があり、審査の結果、知事賞は「bandesign」の伴尚憲さんが設計した「Life In Wood」が選ばれた。
 審査委員会は「今年度は応募数こそ少なかったものの、従来通りの現地審査を実施でき、庭から建物、そして家具や照明器具まで、存在感のある材料で手作りされていて、あらためてものづくり県であることを実感することができた」と講評。
 「不惑の一棟」について「文化財である母屋に付属していた作業場の、息子家族の住まいへの改築。日本建築の伝統である軒や瓦屋根や格天井などに、この場所と暮らしへの配慮を重ねた新解釈が冴えている。宮大工建築家だからこその技と知の競い合いが、伝統的建築の新しい可能性をひらく」と評価した。
 表彰式と入賞作品の紹介は名古屋市中区役所ホールで10月24日午後1時から。
(後藤康之)

「すまいる愛知住宅賞」で栄誉

 「愛知ゆとりある住まい推進協議会」が募集した第34回「すまいる愛知住宅賞」の受賞作品が決まった。豊橋市の「望月建築設計室」の望月成高さんが手掛けた「不惑の一棟」(豊川市)が「県住宅供給公社理事長賞・県森林協会長賞」に選ばれた。
 2018年4月以降に県内で完成し、現に居住している住宅を対象に募集した。26件の応募があり、審査の結果、知事賞は「bandesign」の伴尚憲さんが設計した「Life In Wood」が選ばれた。
 審査委員会は「今年度は応募数こそ少なかったものの、従来通りの現地審査を実施でき、庭から建物、そして家具や照明器具まで、存在感のある材料で手作りされていて、あらためてものづくり県であることを実感することができた」と講評。
 「不惑の一棟」について「文化財である母屋に付属していた作業場の、息子家族の住まいへの改築。日本建築の伝統である軒や瓦屋根や格天井などに、この場所と暮らしへの配慮を重ねた新解釈が冴えている。宮大工建築家だからこその技と知の競い合いが、伝統的建築の新しい可能性をひらく」と評価した。
 表彰式と入賞作品の紹介は名古屋市中区役所ホールで10月24日午後1時から。
(後藤康之)

不惑の一棟(提供)
不惑の一棟(提供)

カテゴリー:社会・経済

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