豊橋で「虹の森」10周年祝賀会

救急救命充実へ市消防本部に100万円贈る

　豊橋市と新城市でサービス付き高齢者向け住宅や介護保険事業所などを運営する「虹の森」（森下正吉会長）は18日夜、豊橋市の「ロワジールホテル豊橋」で創立10周年祝賀会を開いた。同社と地元協力企業が、救急救命の充実を願い、豊橋市消防本部へ計１００万円を寄付した。
　森下会長とＭＫホールディングスの森下三代美専務、藤城建設の藤城匡昭社長、中西経営会計事務所の中西健税理士、藤通の近藤資浩社長、住まいＬＯＶＥ不動産の水野和也社長が浄財を寄せた。贈呈式では杉浦康夫副市長に浄財を託し、感謝状を受けた。
　杉浦副市長は「救急出動件数は増加傾向だ。皆さんの厚意を消防救急活動と普及啓発に役立てたい」と感謝した。
　虹の森は２０１２年事業開始。新型コロナウイルス禍で祝賀会を延期していた。この日は職員や家族らの他、国会議員や県議、市議、親交の深い東愛知新聞社の彦坂守相談役ら約１３０人が祝った。福井健次社長は「多くの支えに感謝し、地域福祉の発展に尽くす」と誓った。
　虹の森は４施設で随時見学会を開催中。問い合わせは豊橋（０５３２・53・７１１１）、南栄（０５３２・38・９２２６）、新城（０５３６・22・２８８８）、おだかの（０５３２・39・５５４５）へ。
【加藤広宣】