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豊橋のハーツが地域猫活動へCF

クラウドファンディングのトップページ
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シェルターの猫(提供)
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CFのサイト=QRコード=
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 東三河で地域猫活動を続ける動物福祉団体「命にやさしいまちづくり ハーツ」による恒例のクラウドファンディング(CF)が17日、始まった。今回の締め切りは2月14日午後11時で最終目標は500万円。今年で8回目で、前回は600万円に設定したが、初めて目標に届かず終了した。諸物価の高騰で支援する人の経済事情も厳しい。今回の成否が注目される。
 今年の活動では、けがや病気で外へ戻せない猫を収容する第3、第4シェルターの新設で800万円の工事費がかかった。この1年で1063件の相談を受け、不妊・去勢手術を受けた猫は912匹に上った。21年間で手術されたのは7100匹以上という。現在「シェルター」で生活する猫は4カ所計216匹。昨年より40匹増えた。1匹譲渡すると3匹入ってくる状態だという。ほかにメンバーが自宅で世話している猫や管理下の地域猫を含めると684匹の世話をしている。
 目標の500万円は、第2シェルターで生活する115匹の医療費だ。試算によると、第2シェルターの来年の運営費は医療費600万円、餌や猫砂など350万円、家賃36万円、光熱費40万円、トイレやケージなどの備品代50万円、清掃や消毒用品16万円で計1016万円だという。今年の初期見通しより40万円増えた。
 CFのサイト=QRコード=のトップページは、鼻から管で栄養補給を受ける痛々しい猫の写真を置いた。動画では、目を失ったり、衰弱してぐったりしている猫の映像も登場する。保護されたものの人間が怖くて、威嚇したりかみついたりする猫の世話をするボランティアの姿が流れる。健康を回復し、ご飯を食べて遊ぶほほ笑ましいシーンも。
 今年起きた出来事がつづられている。計190匹に達した猫の捕獲と手術に関する内容が多いが、本紙が5月に報じた「黒猫キキの死」などについても触れられている。
 CFは2016年に始めた。第1目標は例年通り150万円に設定されており、これを突破して初めて、支援金が受け取れるようになる。「ハーツの活動の存続が、皆様のご支援にかかっています」と呼び掛ける。
【山田一晶】

 東三河で地域猫活動を続ける動物福祉団体「命にやさしいまちづくり ハーツ」による恒例のクラウドファンディング(CF)が17日、始まった。今回の締め切りは2月14日午後11時で最終目標は500万円。今年で8回目で、前回は600万円に設定したが、初めて目標に届かず終了した。諸物価の高騰で支援する人の経済事情も厳しい。今回の成否が注目される。
 今年の活動では、けがや病気で外へ戻せない猫を収容する第3、第4シェルターの新設で800万円の工事費がかかった。この1年で1063件の相談を受け、不妊・去勢手術を受けた猫は912匹に上った。21年間で手術されたのは7100匹以上という。現在「シェルター」で生活する猫は4カ所計216匹。昨年より40匹増えた。1匹譲渡すると3匹入ってくる状態だという。ほかにメンバーが自宅で世話している猫や管理下の地域猫を含めると684匹の世話をしている。
 目標の500万円は、第2シェルターで生活する115匹の医療費だ。試算によると、第2シェルターの来年の運営費は医療費600万円、餌や猫砂など350万円、家賃36万円、光熱費40万円、トイレやケージなどの備品代50万円、清掃や消毒用品16万円で計1016万円だという。今年の初期見通しより40万円増えた。
 CFのサイト=QRコード=のトップページは、鼻から管で栄養補給を受ける痛々しい猫の写真を置いた。動画では、目を失ったり、衰弱してぐったりしている猫の映像も登場する。保護されたものの人間が怖くて、威嚇したりかみついたりする猫の世話をするボランティアの姿が流れる。健康を回復し、ご飯を食べて遊ぶほほ笑ましいシーンも。
 今年起きた出来事がつづられている。計190匹に達した猫の捕獲と手術に関する内容が多いが、本紙が5月に報じた「黒猫キキの死」などについても触れられている。
 CFは2016年に始めた。第1目標は例年通り150万円に設定されており、これを突破して初めて、支援金が受け取れるようになる。「ハーツの活動の存続が、皆様のご支援にかかっています」と呼び掛ける。
【山田一晶】

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カテゴリー:社会・経済

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