豊橋東陽中生徒有志らが多米校区の落ち葉清掃

　豊橋市立東陽中学校生徒有志１２８人が17日、地元の多米校区自治会による清掃活動に参加した。
　生徒は今年度、地域に貢献しようと「トヨッキークラブ」を結成した。10月８日にあった校区運動会に運営スタッフとして約50人が参加した。今回は自治会長の川本恭久さんの要請を受け、校内で参加を呼び掛けた。同市多米東町１の春日神社での活動に68人、多米中町の東陽地区市民館での活動に60人が参加した。
　神社ではイチョウの葉が周辺の住宅地に舞い落ちてしまう。生徒たちは竹ほうきなどで葉を拾い集めた。葉で埋め尽くされた境内や隣接する歩道は１時間後にきれいになった。
　川本さんは「普段は氏子の担当者で時間がかかっていた。人海戦術で、すぐに終えられた。感謝します」と述べた。
　生徒会副会長の根木遙花さん（２年）は「皆で良い年越しができるようにしたかった」と話した。
【安藤聡】