豊川市桜町連区が豪雨記録誌作成で市へ寄贈
豊川市桜町連区が、「令和5年6月豪雨災害記録誌」(A4判、68㌻)を作った。多くの写真を使い、6月2日の東三河豪雨についてまとめた。豪雨全体の概要と同連区の被害や住民の声を掲載した。
災害を風化させず、後世に伝えていく。東三河豪雨の概要▽桜町連区の対応と復興のあゆみ▽桜町連区の働きかけ▽次の災害に備える-の4章で構成する。
概要では、市内の佐奈川、諏訪川、白川沿いの小田渕、蔵子、桜町地区で越水や内水氾濫が発生したこと、国道1号が通行止めになったこと、町内別の被害戸数、隣の豊橋市で死者がでたことなどを伝える。
復興のあゆみでは、ごみの片付け、ボランティアの活躍、行政の多方面にわたる支援などを紹介。さらに住民に災害時の様子を寄稿してもらい、臨場感あふれる内容にした。
他に市へ連区から災害対策で働きかけたこと、過去の災害に学ぶ大切さ、情報収集のために活用できる豊川市防災アプリなどのSNSについて紹介する。
2400部作成した。連区長の鈴川智彦さんは「私たちの住む連区では、豪雨でかつてない被害を受けました。各世帯に配布し、災害を後世に伝え、今後の教訓にしていきたい」と述べた。
市へ200部寄贈した。贈呈式が18日に市役所であり、鈴川さんらが訪れ、竹本幸夫市長に渡した。竹本市長は「しっかりと豪雨の記録をまとめていただきました。感謝しています」と述べた。市は各部に配布するほか、防災センターで閲覧できるようにする。今後、近隣の市や県へも寄贈する。
【竹下貴信】
豊川市桜町連区が、「令和5年6月豪雨災害記録誌」(A4判、68㌻)を作った。多くの写真を使い、6月2日の東三河豪雨についてまとめた。豪雨全体の概要と同連区の被害や住民の声を掲載した。
災害を風化させず、後世に伝えていく。東三河豪雨の概要▽桜町連区の対応と復興のあゆみ▽桜町連区の働きかけ▽次の災害に備える-の4章で構成する。
概要では、市内の佐奈川、諏訪川、白川沿いの小田渕、蔵子、桜町地区で越水や内水氾濫が発生したこと、国道1号が通行止めになったこと、町内別の被害戸数、隣の豊橋市で死者がでたことなどを伝える。
復興のあゆみでは、ごみの片付け、ボランティアの活躍、行政の多方面にわたる支援などを紹介。さらに住民に災害時の様子を寄稿してもらい、臨場感あふれる内容にした。
他に市へ連区から災害対策で働きかけたこと、過去の災害に学ぶ大切さ、情報収集のために活用できる豊川市防災アプリなどのSNSについて紹介する。
2400部作成した。連区長の鈴川智彦さんは「私たちの住む連区では、豪雨でかつてない被害を受けました。各世帯に配布し、災害を後世に伝え、今後の教訓にしていきたい」と述べた。
市へ200部寄贈した。贈呈式が18日に市役所であり、鈴川さんらが訪れ、竹本幸夫市長に渡した。竹本市長は「しっかりと豪雨の記録をまとめていただきました。感謝しています」と述べた。市は各部に配布するほか、防災センターで閲覧できるようにする。今後、近隣の市や県へも寄贈する。
【竹下貴信】